劇場公開日 2024年3月22日

  • 予告編を見る

続・夕陽のガンマン 地獄の決斗のレビュー・感想・評価

全55件中、21~40件目を表示

3.5どこが善玉やねん

2024年4月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞77本目。
卑劣漢、悪玉、善玉と三人が紹介されますが、善玉って出る前に既に金目当てに賞金首でもない3人殺して、詐欺まで働いとんねん!
悪玉と卑劣漢はその名の通りの役割を果たしますが、善玉であるイーストウッドはその後も金目当てにしか動かず、やらなくていい意地悪までしたりして恨みも買っていきます。橋のエピソードだけ善人ぽいけど卑劣漢も同じ行動しているからそれまでの悪行取り戻せず、最後に「どこが善玉だ!」とメタ的なツッコミに「だよね」としか思えませんでした。後なっがい。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
ガゾーサ

5.0劇場で観ていなければ評価が違ってしまうのも無理からぬ….?

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、その他、映画館、TV地上波

まずは今回、同じ「新宿ピカデリー」という名を冠した劇場での、初公開の1967年から60年近く半世紀以上ぶりという記念すべき再公開は感無量である。
しかも、今回は前回と同じユナイト=英語バージョンでありながら、4Kレストアされて限りなくイタリア・オリジナル全長版に準じて復元されたバージョンでの上映がついに叶ったわけである。
スクリーン・サイズから言えば、国内でのこれまでで最大サイズでの上映じゃないだろうか?、という点で感涙物でもあった。(2番スクリーン)

西部劇に、血生臭い決闘、ガンファイトだけでは無い、剥き出しの金銭欲とそれに比しての人の命の安さ、それらとは対照的に思える(ブラック)ユーモアなど、人間の性(さが)をこれでもかとばかりに盛り込んだストーリーを持ち込み、これほどのスケールの長時間大作を作るなどという発想は本家のアメリカ人には決して生まれ出なかった事だろう。

その、ややも屈折した強烈な一方的(ひとりよがり?)アメリカ愛となってしまったこの“ラブコール”に、当時のアメリカ人にはとても理解することが出来ず、応じかねてむしろ拒絶反応を起こしてしまったのであろうといえる顛末(公開当時)。

この映画のストーリーを最も簡単に表現するのであれば、「3人の登場人物が馬鹿し合い騙し合い終いに“黄金”の奪い合いに発展して行く」事に過ぎない。
従って、この映画の見どころはそのようなところ(だけ)には無かろうと。

前二作と比して、南北戦争を背景に壮大なスケールで、テクニスコープの画角を最大限に生かし切っているとも言えるワイドスクリーンに映し出される映像表現、情景は芸術的とも感じられる事。

これだけのスケール感の西部劇というだけでも凄いのに、そのストーリーが歴史的題材や、感動的、人道的ドラマなどといったありがちな題材ではない異色作であるとと言える点など、モリコーネ氏の特異なテーマ曲や哀愁溢れるメロディと共に、個人的には長年こよなく愛すべき作品でもあります。

レオーネ監督の手法でよく(意味ないアップなどと)言われる極端な顔のアップには滲み出るアブラ汗や、たかる虫にも目もくれずの“目は口ほどにモノを言い”の如き登場人物のギラつく両眼が交互に映し出され、人間の欲望、情念を炙り出すが如き手法など、これらの監督の意図するとこをその受け取り手である鑑賞者が適正に理解するには、劇場のスクリーンでなければ相当困難であるという事を痛感させられます。

ただ単純に“オリジナル全長版”での鑑賞が目的であるのなら、その昔入手したイタリア初期発売版DVDで幾度も果たしている。
目的の殆どは「大画面での鑑賞」という事に尽きるだろう。
全く夢のような事である。

かつて昭和の時代の放送形式と受像機で、初放送から何度も放送されてきた作品だが、このフォーマットのスタンダードだとスコープサイズの1/3〜1/2近く左右が切り取られたような印象だった。
更に、我が国劇場公開の短縮米国版から更なる編集カットが加えられたのを、辻褄が合うよう吹き替え版に施されての放送である。
主に‘80年代のビデオ・ソフト化〜レンタル時代も後半に受像機も横長化された事で、この辺りの事情は改善されたものの、他の多くの作品も含めて「オリジナル全長版」での鑑賞は困難を極めた事は変わらずだった

こうした事情限って考えた場合、前述のようなストーリーラインとまつわるアクションとそのオチという部分は押さえて割り切ってしまうのであれば、それはそれで良かったようにも思える。
これにはベテラン声優陣が素晴らしかったという事もあげられる。

逆に、劇場スクリーンでの鑑賞を前提して構成されたこの全長版を、今日の家庭受像機やタブレット、スマホでの鑑賞では観るに耐えず、両者(製作者と鑑賞者)のどちらにとっても不幸な結果を招くに過ぎずと思える。

特に、見せ場である筈の最後の墓の中央の円形の広場での三つ巴決闘シーンなんかも、イタリアのコロッセオか?、古代ギリシャの円形劇場か?と思わせる演出だが、遠景でスクリーン一杯に映し出される三者の様子は、左右ちょん切られた画面では意味分からず、小型画面では小さ過ぎで何だか分からず、どちらにせよ、いたずらにただ長々と繰り広げられる退屈なシーンと受け取られるという結果に成りかねず。

個人的には、機会があるうちに劇場スクリーンで鑑賞される事を、是非お勧めしておきます。

あと、ちょっと気づいた点として、タイトルロールの主演3人の表記が、今バージョンではイーストウッドin で主演、バン・クリーフ助演、後出しで別格のウォラックみたいな順で登場して来ますが、イタリア・オリジナル版では背景画面と連動してその順番通りに3人の名はイーストウッド、ウォラック、バン・クリーフin と続いて登場しています。
題名も、これはけっこう知られていますけど、オリジナルでは、「いい奴、汚ねえ奴、悪い奴」と、英語版と並びは違っており、3つ目の前にandも入らず、並列表記です。

それから、イーストウッドの扮装が終盤にきて「荒野の用心棒」状態となります。
舞台的にも“南北戦争”時代であり、時系列としては今作が1番目との解釈になるという事なんでしょうね。

参考までに。

コメントする 2件)
共感した! 2件)
アンディ・ロビンソン

3.5古き良き

2024年3月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

編集も音楽も確かにどの時点を切り取っても良いのだが、長いと感じる。劇場が出入り自由で、ダラダラ一日過ごす形の娯楽だった時代の作品だろうとは思った。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ouosou

4.5トリオ

2024年3月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 3件)
まこやん

5.0sadhill

2024年2月13日
iPhoneアプリから投稿

傍流なのにホークスばりのスケール感。
ノイジーな音楽。
顔にまとわりつく蠅。
the uglyの愛嬌にやられる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
pigeyes

4.5南北戦争の戦場

2024年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

で自由に動けるのが不思議だったが面白かった。
汚い奴、悪い奴、いい奴の字幕が面白い。
午後ロードなので短くなっているから、20万ドルがどうして埋まっていたかはよくわからなかった。

最後にいい奴がポンチョを得る理由が分かる。
これは戦争は無益だということをいっているのかな?
ハゲタカは北軍だし。

軍隊には徴兵ではなく志願なのかな?戦場でも一般人がいられるようだし。

しかし、原題はガンマンの文字も夕陽ない。イタリア語だし「二つのぼろ布」?

午後ロード 録画視聴

コメントする (0件)
共感した! 3件)
myzkk

4.0最後の決闘がアツい

2024年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

監督のセルジオ・レオーネをはじめ主要メンツが同じと言うだけで、「夕陽のガンマン」とは全く関係ない本作。
南北戦争の時代の話で、金貨を求める3人のガンマンの物語。
これまたOPからすっごい格好良いです。
十分こちらも面白いのですが、改めて見るに明らかに長すぎですね。
もうちょっとコンパクトに収められなかったのかなと思いました。
こんな風にちょっとダレを感じつつも、最後の決闘ではちゃんと締めてくるんですね。
決闘はその音楽も相まって凄いアツいんですよ。
こんな感じで途中少し横道に逸れながらも、最後はしっかりと纏めたウェスタンでした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
白波

4.0面白い。渋い 南北戦争の最中悪党三人のバカシアイ

2024年1月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白い。渋い

南北戦争の最中悪党三人のバカシアイ

コメントする (0件)
共感した! 2件)
カネナカ

3.0クリントが性格悪い

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
プライア

2.0冗長で粗いストーリー

2023年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
parsifal3745

5.0続・夕陽のガンマン

2023年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

知的

面白かった。

もう名優ばかりです。
最後の三つ巴の決闘シーンが凄い。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Y&M

5.0アーチー・スタントン!

2023年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

子供の頃に何度もテレビで観たはずの映画ですが、そのぼんやりとした記憶をあっさり塗り替える凄まじい熱量を放つ作品。やはりクライマックスのサッドヒルでの決斗が素晴らしいですが、その直前に挿入されるお話とほとんど関係のない橋梁爆破シーン。キャストのすぐ近くまで破片が飛んでくる容赦ない映像に身の毛がよだちました。セルジオ・レオーネ恐るべし。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
よね

4.0三部作では一番まとまってる

2023年5月16日
PCから投稿

パクリの用心棒、話が分かりづらい夕陽に比べると、背景の南北戦争のスケール感、三人三様のキャラクターの明確性、終盤のスリラーなど、良くまとまった作品です。
ただマカロニは安っぽくてガサツなところが魅力ともいえるので、三部作では一番マカロニらしくない、とも言えます。
しかし2時間40分は長すぎる、1時間半で十分。最近の無駄に2時間超え作品を思い出した。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
越後屋

5.0傑作!

2022年9月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

子供の頃に憧れた世界が詰まってた。
広い荒野、ピストル、イケメン、いかした音楽、金、暴力、セックス、馬、酒、タバコ、ファッション等、そして盛り上がる決闘シーンとラストの結末、颯爽と去る主人公。完璧です。

昔からテレビでの放送含め何度も観てきたけど、編集されてない3時間バージョンは途中眠くもなります。
なのに評価が下がらないのは優れた箇所が多くて引き上げてしまうから、そしてその優れっぷりが他に例を見ないほどの出来だからです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
しんちゃん♠️

4.5【”何でこの作品は、こんなに面白いのか!”エン二オ・モリコーネの一度聞いたら忘れられない音楽を背景に”善玉””悪玉””卑劣感”の20万$を巡る攻防を描く、マカロニウエスタンの傑作。】

2022年6月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、VOD

楽しい

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 5件)
共感した! 13件)
NOBU

3.0善玉、悪玉、卑劣感

2021年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2021年7月4日
映画 #続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 (1966年イタリア)鑑賞

#クリント・イーストウッド と #リー・バン・クリーフ の共演か!と思ってたら、もう一人、#イーライ・ウォラック という方も主要人物でして、この方は、#アクターズ・スタジオ 創設メンバーの1人だそうです。以上です

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とし

3.0安易な邦題で損した?

2021年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 1件)
Bluetom2020

2.0危ない撮影余話

2021年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 4件)
odeoonza

4.0主題曲にビックリ

2020年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

劇場で観たときは、モリコーネのメロディに度肝を抜かれ、見終わってもあのメロディが頭の中を駆け巡った。
墓地に隠された20万ドルを善い奴(クリント・イーストウッド)、卑劣な奴(イーライ・ウォラック)、悪い奴(リー・バン・クリーフ)が奪い合う。
橋の爆破シーンは危なかったねぇ。
最後の三角決闘は面白い。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
いやよセブン

4.5笑えてかっこいいウェスタン!

2020年8月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

興奮

凄く面白かった!3人ともに「名前」はあるけれど、実際それぞれがuglyでbadでgoodでもあるのが気に入りました。早撃ちイーストウッドが一番かっこよい!あのボンチョ、この映画でこんにちは!

ロードムービーなんですね!それで多分わかったことがあります。2003年のNHK大河は「武蔵 MUSASHI」で新之助(今の海老蔵)が宮本武蔵を演じました。お通は米倉涼子。その大河の音楽は、担当プロデューサーがイタリアまで行ってモリコーネに依頼したんです。その話を聞いた当時の私にとってモリコーネはニューシネマパラダイスの人でした。でも違う!この映画見てわかりました。プロデューサーはこの映画のモリコーネを愛していて、それでロードムービーとしてのMUSASHIを作ったんだと思います。逞しく武蔵を追う女なんだから逞しいお通じゃなきゃだめなんだって言ってました。モリコーネの音楽をバックに、ひとりだったり、二人だったり三人の若者を前を向いてひたすら歩かせたかったんだ。そして決闘!!本人に聞きたいのに叶いません。今年の初夏にお亡くなりになったからです。つい最近知りました。

この映画のこと教えてくださった近大さん、ありがとうございます。

コメントする 4件)
共感した! 11件)
talisman
PR U-NEXTで本編を観る