恋ひとすじにのレビュー・感想・評価
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なにも決闘までしなくても
コメディタッチ寄りの純愛ものかなと思ったらば、ラストはかなり悲しい物語でした。フランス映画なので、そう簡単にはいかないか、、、。
アラン・ドロン、『太陽がいっぱい』でブレイクする前だから、かなり若い!!
少佐のフリッツ、言うまでもなく群を抜いて美しい!ハンサム!制服姿がまぶしい!フリッツは男爵夫人と不義の関係にあったのですがフリッツには重荷になっていました。そんなときに出会ったのが、歌手志望のクリスチーヌ。ころころと笑う純真な乙女。若い頃のロミー・シュナイダー、平べったい顔で上戸彩風です。フリッツとクリスチーヌの恋のはじまりの会話がくすぐったくなるほど楽しいです。
男爵夫人の浮気がばれて、男爵とフリッツは決闘することに(本当にこのようなことで決闘したのか?)それを知ったクリスチーヌも後を追って、という悲恋な話でした。
フリッツの友人役の人、ジャン=クロード・ブリアリ、いい人でした。『いとこ同士』に出てた人。
昭和の少女漫画のような
原作は森鴎外と同い年のオーストリアの文豪シュニッツラーによる戯曲「恋愛三昧」で舞台ではずっと人気の演目とのこと。
主人公はサンダーバードに出てきそうなビジュアルの23歳のアラン・ドロン。
怖いもの知らずの若い将校が、男爵夫人と恋の火遊びを始めたものの、夫人の都合に合わせなくてはならない不自由が負担になって嫌気が差し始めたところに、舞台歌手を目指す初心な娘と出会ってガチ恋に落ち、夫人との関係を精算する。しかし、美しい夫人を恋い慕う男爵の友人からの告げ口により二人の不倫が夫にばれ証拠を取られてしまい、男爵に有利な決闘をする羽目になって娘も絶望してしまう悲恋の物語。
女達が色形もさまざまな美しいドレスを着ていて、将校達の制服姿も麗しく、宝塚か昭和の少女漫画のようだった。
男爵夫人
19世紀ウィーンの恋愛を扱ったフランス/イタリア映画(1958)
ワルツは流れているが ウィーン情緒はあんまり感じられない
ドロン、シュナイダーが若く初々しい
が、ミシュリーヌ・プレール(男爵夫人)圧倒的貫禄
鍵は何故返さなかったのだろう(想い出の品か?)
「離さないわ…」と言っていたが…
年上の女は 少し怖い
誰かが シュナイダーは努力(根性)で美しくなった… と言っていたが少し納得
(可愛いけどね)
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