人間魚雷
劇場公開日:1953年7月5日
解説
一九五三年に製作された軍事劇。マルカントニオ・ブラガディン、ルイジ・ドランデ・ラ・ペンネ、ドゥイリオ・コレッティ(「シーラ山の狼」)の三人合作の脚本をドゥイリオ・コレッティが監督した。撮影は「ポー河の水車小屋」のアルド・トンティ、音楽は「平和に生きる」のニーノ・ロータ。出演者は潜航艇生残り隊員六人と新進ピエール・グレソワ、エレオノーラ・ロッシ・ドラゴ及び「街は自衛する」のポール・ミュラーなど。
1953年製作/イタリア
原題または英題:I Sette Dell'Orsa Maggiore
配給:イタリフィルム=松竹
劇場公開日:1953年7月5日
ストーリー
第二次大戦中、マルタ英軍港を襲撃した伊水雷艇隊は新兵器レーダーのため苦杯を喫した。その後間もなく、地中海沿岸の一小島に秘密基地が設けられ、伊海軍の精鋭が訓練に参加した。そのなかにはシルヴァーニ大尉(ピエール・グレソワ)もいた。特殊潜水服を着用して海底攻撃の新訓練を終えた彼らはジブラルタルの秘密基地に移動した。その附近の酒場にはマリオンという女性(エレオノーラ・ロッシ・ドラゴ)が歌姫に身をかくしてイタリア側の諜報活動に従っていた。--ジブラルタル襲撃の時が来て、夜にかくれて港内に潜行した、隊員たちは碇泊中の敵艦に時限爆雷をとりつけた。やがて爆音がとどろき隊員は一人二人と港外の海岸にはい上ってきた。マリオンもかけつけたが、敵の諜報員に尾行され二人は互いの拳銃に倒れた。一九四一年十二月十八日夜、アレクサンドリア港外に浮上した伊潜水艦から特殊潜航艇か三隻出発していった。シルヴァーニ大尉以下六人の隊員は二人ずつこの人間魚雷に跨って防潜網を突破し、英軍のきびしい防禦攻撃を耐えながら海底を進み、目指す敵艦に進んでいった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ドゥイリオ・コレッティ
- 脚本
- ドゥイリオ・コレッティ
- マルカントニオ・ブラガディン
- ルイジ・ドランデ・ラ・ペンネ
- 撮影
- アルド・トンティ
- セット
- Mario Rappini
- 音楽
- ニーノ・ロータ
-
Marionエレオノラ・ロッシ=ドラゴ
-
Silvaniピエール・グレソワ
-
Levantinoポール・ミューラー
-
Six authentic protagonists of the legendary enterprises of assault means of the Italian MarineGirolamo Manisco
-
Six authentic protagonists of the legendary enterprises of assault means of the Italian MarineLuigi Farraro
-
Six authentic protagonists of the legendary enterprises of assault means of the Italian MarineGirolamo Tadini
-
Six authentic protagonists of the legendary enterprises of assault means of the Italian MarineGiovanni Macello
-
Six authentic protagonists of the legendary enterprises of assault means of the Italian MarineGiorgio Spaccarelli
-
Six authentic protagonists of the legendary enterprises of assault means of the Italian MarineColombo Pamolli