マタイ受難曲
劇場公開日:1953年6月23日
解説
新約マタイ伝に説かれているキリスト受難の経緯を、J・S・バッハの『マタイ受難曲』の演奏とともに、ダヴィンチ、ラファエル、ルーベンス、ヴェラスケスその他の宗教画のモンタージュで表現した一九五〇年作品。戦前「別れの曲」などのシナリオを書いたエルンスト・マリシュカが製作・監督に当った。演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のウィーン・フィルハーモニック・オーケストラに、ウィーン合唱団、ウィーン少年合唱団。独唱者はエリザベト・ヘンゲン(アルト)、エリザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、ヴァルター・ルドウィヒ(テナア)、カール・シュミット・ヴァルター(バス)のドイツ宮廷歌手と、国立歌劇歌手のハンス・ブラウン(バリトン)である。撮影は「罪ある女」のヴァクラフ・ヴィッヒの担当。
1950年製作/オーストリア
原題または英題:Matthaus-Passion
配給:東和
劇場公開日:1953年6月23日
スタッフ・キャスト
- 監督
- エルンスト・マリシュカ
- 企画
- エルンスト・マリシュカ
- 製作
- エルンスト・マリシュカ
- 撮影
- ヴァクラフ・ヴィッヒ
- 美術
- Hans Schedelmann
- Walter Legge
- 録音
- Herbert Janeczka
- 編集
- ゲオルク・マリシュカ
- 作曲
- J・S・バッハ
- 編曲
- ヘルベルト・フォン・カラヤン
- 指揮
- ヘルベルト・フォン・カラヤン
- ナレーション
- Michael Tor
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