みどりの賛歌

劇場公開日:

解説

歌の大好きな孤独な少年の冒険旅行を描く。製作はハインツ・ヴィレッグ、監督はヴェルナー・ヤコブス、脚本はエバーハルド・カインドルフとヨアンナ・シベリウス、音楽はライモンド・ローゼンバーガー、撮影はハインツ・ヘルシャーが各々担当。出演はハインチェ、ハインツ・ラインケ、ガーリンデ・ロッカーなど。

1974年製作/西ドイツ
原題または英題:The Golden-Voiced Orphan
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1975年3月4日

ストーリー

ハインチェ少年(ハインチェ)は孤児だった。現在はモニカ伯母(D・アルトリヒター)に育てられていた。彼は歌が得意で馬が大好きだった。近所に住む大金持タイヒマン(H・ラインケ)の馬と仲好しになり、いつしかタイヒマンにも可愛がられるようになった。だが、未亡人のモニカ伯母さんの恋人シェレ(S・ルップ)はハインチェを邪魔者扱いしてとうとう彼を孤児院に入れてしまった。そこにはタイヒマンの旧友の女の先生ハナ(G・ロッカー)がいた。しかし、ハインチェはどうしても孤児院にはいたたまれず脱走してしまう。タイヒマンがスイスに旅行していることを知ると、その後を追った。その旅行でさまざまな事件に遭遇したハインチェは警察に捕まってしまうが、彼はどうしても孤児院に帰りたがらなかった。そこでタイヒマンは彼を養子にしようと決心したが、独身者はその資格がなく法律で許されていなかった。タイヒマンは、早速ハナに求婚した。晴れてタイヒマンとハナが結ばれた日、もう一組の男女が式を挙げた。それはモニカ伯母さんとシェレのカップルだった。

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