劇場公開日 1970年5月1日

「女神」裸足のイサドラ jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0女神

2022年8月13日
Androidアプリから投稿

1968年の英仏映画

晩年のイサドラ・ダンカンと
彼女が自伝のために回想する人生を映像化した

無垢みたいだった彼女が歳月と男性により
変化していくのが興味深かった

名声も得て パトロンの潤沢な支援を受け
思うがままの生活もしてみたが
人前では踊らなくなった彼女を
天は許さない、とばかりに子供は奪われる

やはり踊りは追求、深化させようとするから
招待されたソビエト連邦と恋人の影響は受け
米国では非難される

レッドグレイヴは長身で手足が長く
モダンダンスの始祖にうってつけでした
美女だけど色気があまり感じられないようなところも
かえって神々しかった

ダンカンに〈ペンタクルのキング〉と評された
大パトロンのシンガーは彼女に何を見たのでしょうか

彼を演じたジェイソン・ロバーズはやはり存在感がありました

jarinkochie