フロム・ダスク・ティル・ドーンのレビュー・感想・評価

公開時散々話題になっていたので、中盤の転調は承知済みだったが、悪ふざけ全開の後半部も悪くないが、前半のノワール調のまま一本観たかった気もする。冒頭とかウマイ！ その場合も大体死ぬような気がするが。
今となってはもう見られないであろう、悪党クルーニー、初々しいルイス、変態タラちゃんなども堪能した。
バカだけど。

　なんと言っても展開がすごすぎ！前半1時間の犯罪者の心理描写にも圧倒されるが、登場人物がそのままでヴァンパイアと対決するB級ホラーへの転換。ティティ・ツイスターの客も当然であるかのように自然にヴァンパイアたちと戦うし、あっけにとられるとはこのことなのだな。しかし、ヴァンパイア映画だということを知っていたので「もしかしたら映画を間違ったのかも」という思いだったから、結果オーライでした（笑）

　トム・サヴィーニの股間銃は笑えるし、女の脚から酒を飲むタラちゃんも良かった。音楽も最高です。ZZトップが聞けるもんね（BTTF3以来かな）。

よくぞこの脚本で撮ってくれた！
脳を空っぽにしてみるA級の布陣で挑むB級映画！

ジョージ・クルーニーファンとしては、それだけで高得点。ジョージ・クルーニーのジョージ・クルーニーよるジョージ・クルーニーのための映画！

クセになる！！

設定もあらすじも読まなくてよかった。

初見。
詳しい内容を知らずに観たのでかなり驚き、後半は「あーロバート・ロドリゲスだなー」と納得。
タランティーノが脚本だけでなく、役者として登場してるのも珍しいし、ジョージ・クルーニーがこういう役柄を演じるのも珍しい気がする。

まだ、
ご覧になられていない方、
スルーして予備知識なしの状態で観て欲しい作品。
.
牧師一家を人質にした凶悪な兄弟強盗が国境を越えてメキシコ入りする。
だが組織との待ち合わせに使われた怪しげな酒場には恐るべき秘密が隠されていた……
犯罪映画とした前半から本格スプラッターと化す後半への転調が、
タランティーノらしいひねくりぶりだが見事である。
ジョージ・クルーニーを有名にした映画であり、
キャスティングも良い。
セックス・マシーン演じるトム・サヴィーニ、
チェット・プッシー演じるチーチ・マリンが最高に笑わせてくれる。
フロスト演じるフレッド・ウィリアムソンが、
バンパイアとバトルを繰り広げるシーンがたまらない。
トップレスバークラブ「ティッティー・ツイスター」で、
夕暮れから夜明けまで（フロム・ダスク・ティル・ドーン）の壮絶な戦いは見応えあり。
映画オタク全開の作品でした。

これはいいやつ！
バカバカしいけど、絵がかっこいいから見られちゃう。笑えた！

・心に余裕のあるときに観たら面白いと思う。
・後半の展開は、ちょっと間延びしてたかも

メキシコワンダーランドって感じです。

ストリップバーの美術全般の品の無さが本当に素晴らしかった。
途中から突然スプラッターになるのに違和感があるが、h・カイテルをこういう形で観れるのも嬉しいし、いいんじゃないでしょうか。

友達と遊びで適当にその場のノリで撮っちゃった感が満載でR・ロドリゲスの一辺倒な作りが際立つ。

ヴァンパイアってかモンスターみたいだし基本的には弱いし後半のグダグダした展開に90分位で収められる内容をダラァーと。

極悪人の設定がG・クルーニーは中盤以降から正義の味方みたいでキャラ設定が微妙！？

タランティーノは良いキャラでハマっていたけれど。

タランティーノが面白半分に適当に書いた脚本をクソ真面目にR・ロドリゲスが監督しちゃったヨ。

「デスペラード」と「パルプ・フィクション」で調子に乗っちゃった二人で変なの撮っちゃった感は否めない。

狙ってここまで下らない作品を
作ってしまうタランティーノはさすが。

前半でクールなギャング映画かと思わせて
後半で突然の前フリぶん投げ展開。

まさかチープなバンパイア映画に
豹変するとは思いもしなかった。
と言うか一体誰か予想出来ただろうか…？

しかしチープさこそがこの映画のウリだろう。
悔しいが後半も面白い。
期待していたベクトルとは全くの別物だが。
もう笑うしかないというヤツだ。

やりたいことを思いっきり
やっちゃった感じの作品。

オープニングでポップコーンを弾けさせながら
焼け死ぬコンビニ店員が個人的にツボ。
大笑いしてしまった。

序盤のクールな展開から一変、後半は馬鹿ホラーアクション。まんまクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが半々で好き勝手やってる感じ。アホな事本気でやるとこうまで清々しく見えるんだなぁと。クエンティン・タランティーノのキチっぷりとジョージ・クルーニーのカッコよさが光る。ラスト馬鹿ギミック満載な武器や無双シーンはビール片手に深夜のテンションで見たい作品。キルアがいた。あとジョジョのゴゴゴゴリアルでやってる。登場人物同様急なノリの変化を許容できる人は楽しめると思う。

最初はよくある逃亡劇なのかとおもいきや いきなりホラーアクションに変貌してきました

国境を越えて、メキシコの怪しげなバーでショーを観覧する場面から一気に展開が変わります。

後半部分だけに主眼を置いて観ると、ホラーアクションとして非常に見応えがあったのですが、個人的には前半の作風のままどう展開するのかワクワクしていたので肩透かしを喰らった気分です。

逃走中の銀行強盗兄弟が織りなす緊迫感溢れるクライムエログロキモヴァンパイアアクションムービー！
前半と後半でガラリと変わる展開に映画2本分楽しんだかのような作品！前半と後半と関係なさが異常！笑
銀行強盗なんかもはやどうでもいい！笑
タランティーノとロドリゲスが分業して自分の好きなように作った作品を話の流れを気にせずに繋げたような出来笑。

今作はジョージクルーニーの出世作。ふぁっきんふぁっきん言いながら撃ちまくるのが斬新に見えたけどこれがキャリアのスタートみたい。
その弟役にタランティーノ。目！目やばい！そんでサイコ！笑
演出だけでなく演技にも彼特有の狂ってる感が出てて良かった。

自由な映画って意味ではピカイチ笑ティティツィスターの邦訳に爆笑したし、その前で呼び込みやってるおっさんのセリフにも爆笑した。
話を楽しまずに、ガラリと変わった雰囲気に普通に順応して行く(吸血鬼の存在が当たり前のような話し方に笑う)登場人物たちの戦いぶり(コンドームに入れた聖水とか笑)を楽しめれば○。

今みるとかなりCGがお粗末だが、勢いとスピーディな展開で楽しませる。ギラギラした若きジョージ・クルーニーがセクシーだし、クエンティン・タランティーノがめちゃくちゃ危ないヤツに見えて面白い。

昨日まで評価つけるなら3.5ぐらいかなとも思ったんですが、昨日改めて見てみたら、いやこれは4だなと。
まだまだ見てない映画は多いものの、少しずついろんな映画を見て行くと、こんなバカみたいに話をひっくり返す映画はなかなかありません。話の構図を一転させる映画はたくさんあるけれど、ジャンルまで一転させるのはあまりにも大胆。
まだとても有名というわけではなかったジョージクルーニーをはじめとして、出演陣がダニートレホなどあまりにも豪華。制作費を回収しそれなりにヒットした映画ではありながら、予告でバンパイアを見せなかったらよりヒットしたんじゃないかなとか思っちゃいます。
タランティーノがかなりグッド。

前半はとても良かったのに後半は受け入れられない。

映画バカがつくる映画ってほんと最高！
前半と後半の転調っぷりにただただ口をあんぐり(゜ロ゜;
とにかく下品で得るものはなにもないけど、これぞ娯楽作品だ！