「正統派戦争映画」スターリングラード(1993) SING SINGさんの映画レビュー(感想・評価)
正統派戦争映画
この映画を見て戦争へ舵を切る人はいないと信じたい。戦争の負の側面を嫌というほど見せつけられる映画でした。
主人公のウィッツランド少尉がビジュアルも性格もかっこよかった。正義感が強く、信念を曲げない姿に誰もが心を奪われるはずです。
対するハラー大尉が憎たらしい。散々冷酷非道を尽くしていました。最後は溜飲が下がりましたが。
捕虜の少年や敵の女兵士、味方の誤射、それを慰める者、妻の浮気、自暴自棄で自殺など。彼らが血の通った人間であり、戦争などやめさせて国へ帰してやりたいと何度も思いました。
素晴らしい反戦映画。
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