スターリングラード(1993)のレビュー・感想・評価
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最高の反戦映画ではあるのですが・・・
独ソ戦でスターリングラードに送られたドイツ兵が味わう地獄を描く物語。
2001年製作の「スターリングラード」は、ハリウッド製作の英雄譚。1993年製作の本作は、ドイツが製作した究極の反戦映画です。
主人公は名もなき下級兵士達。
序盤の工場を巡る激しい戦闘シーン。しかし、派手な戦闘シーンはここ迄。以降は、飢え・寒さ・そして状況をまったく理解しない上官との争いが描かれていきます。
ナチではないドイツ軍兵士の過酷な運命が延々と描かれていて、鑑賞者の私も暗澹たる気持ちになります。
私的評価は3.5。戦争の過酷さを描く反戦映画としてはもっと高い評価で良いと思いますが、私には辛過ぎました。
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とても辛そう
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ロシア戦線が寒そうでみていて凍える。登場人物の顔を覚えられなくて把握できなかった。死体から軍医のメモをとって、逃げようとするなど生きるために必死な姿に胸を打たれる。あの状況でもし自分がいたら、弾が当たって即死ならラッキーで、凍死か餓死で苦しんで死ぬとしか思えない。
少尉が「忠誠心がなくなった」と悲しげに漏らす場面が印象的だった。
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