ロビンソン・クルーソー漂流記(1922)

解説

ユ社が「スタンレーの阿弗利加探険」に続いて製作した「教育連続映画」で、1661年に生まれた英国文豪ダニエル・ドフォーの不朽の名著「ロビンソン・クルーソー漂流記」に基づき、エムマ・ベル・クリフトンが脚色改作し、ロバート・F・ヒルが監督したもので、「男嫌い女嫌い」に出演したハリー・マイヤースがクルーソーに扮し、ノーブル・ジョンスンが忠僕フライデイに扮している。そのほか原作にないクルーソーの恋人や、「水の妖女」と呼ばれる孤島の娘らが出て、大分クルーソーの漂流記は脱線している。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:The Adventures of Robinson Crusoe

ストーリー

海を愛し船乗生活に憧れていたロビンソン・クルーソーは父母や恋人を残して航海に上ったが、ムーア人に捕らわれ、辛くも逃れて国へ帰ると父母はすでにこの世を去り、恋人マリアンはリチャード・ゲールに欺かれて結婚していた。失望してクルーソーは海賊船と知らずに船長となり航海に出たが、嵐の中に船は難破し、クルーソーは独り生き残って絶海の孤島に漂着する。これから奇しき彼の生活は始まり、恋人の手から哀れな原住民父子を助け、フライデイと名づけてともに数年をこの孤島に送ることとなる。ムーア人の襲撃、洞穴中に生活する西班牙人の一族との波乱、恋人との邂逅………色々の事件は走馬灯の如く起こる。そして遂にクルーソーは故国へ帰ることができた。その時はマリアンは彼の手に抱かれていた。

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