煉獄の花

解説

在独時代に「オセロ」「ダントン」「ピーター大帝」等を監督したディミトリ・ブコウェツキー氏が渡米後の第一回作品で、同氏がネグリ嬢に当てはめて書いた原作を「結婚哲学」の脚色者パウル・ベルン氏が脚色した。主役は「パリの暗影」「スペインの踊子」等出演のポーラ・ネグリ嬢で相手役はネグリ嬢に見出された「舞踏王国」「女の魅力」等出演のロバート・フレイザー氏である。その他ロバート・エディソン氏、ジョセフ・スウィッカード氏等の腕利き連が出演している。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Men

ストーリー

クレオはマルセイユの埠頭近くの汚ない料理店の女給だったが、行末は立派な舞踊家になりたいと思っていた。ジョルジュ・クレベルという若者がそれを知ってパリに行くことを勧める。ジョルジュはクレオを妹が嫁いでいる男爵に預けて去る。男爵は欺いてクレオを凌辱する。それから数年の後クレオはパリでも名うてのダンサーとして素晴らしい人気者だった。彼女は男を憎み自分と同じ様な不幸な女を助けた。ジョルジュが再び彼女の前に現われたが、彼女は自分の望みは金だ愛ではないと言って、銀行家アンリ・デュヴァルの妾となる。しかし彼女はやがて自分がジョルジュを愛していることを感じた。彼はデュヴァルの銀行に勤めていた。彼はクレオを得るため行金を盗む。それを知ったデュヴァルは警察へ渡そうとしたがクレオとジョルジュの真面目な愛に感じて若者達に自由と幸福を与える。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く