恋愛聴診器

劇場公開日:

解説

「砂塵」のマックス・ブランドの原作により、シリーズとして評判になったギレスピイ博士の1篇で、このシリーズを専門に手がけていた、マーティン・バークレイとハリー・ラスキンの書下ろし脚本とウィリス・ゴールドベックの監督になる1944年度作品。撮影は「山荘物語」のレイ・ジューン、音楽は「少年牧場」のナサニエル・シルクレットが当たった。出演者は「海の男」のライオネル・バリモア、「戦場(1949)」のヴァン・ジョンソン、「サンマー・ホリデイ」のマリリン・マクスウエル、「青春学園」のキイ・リューク、「ヴィナスの接吻」のエィガァ・ガードナー、「夢のひととき」のラッグス・ラグランド、アルマ・クルーガー、ネル・クレイグ等。

1944年製作/アメリカ
原題または英題:Three Men in White
配給:セントラル
劇場公開日:1950年12月12日

ストーリー

ニューヨークのブレアー病院のギレスピイ博士にはランドール・アダムズと中国人のリーという2人の医局生がいた。2人は博士の助手に選ばれるべく日頃ハリ合っていたが、アダムズは彼に好意を寄せる金持ちの娘ルースにつきまとわれ、大弱りだった。彼は街でふと知り合ったジーン・ブラウンという娘の母親が不治の関節炎で病床に就いているのを知り、彼女のためにこの難病とぶつかろうと考える。一方、リーは消化不良の少女を担当することになった。アダムズは難病の治療に行き悩むが、リーの好意ある助言で、見事ジーンの母親を回復させた。ギレスピイ博士は2人の腕に兄弟なしと判断するが、リーの好意に感激したアダムズは自ら姿を匿ましてしまう。そこに、リーは故国より招集をうけ、ギレスピイ博士はアダムズを助手にする必要が生じた。博士はリーの入智恵で、ルースにつきまとわれるアダムズを再び病院に呼び戻すことができた。

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