恋愛十字路

劇場公開日:

解説

「ママの思い出」「再会(1944)」のアイリーン・ダンが「湖中の女」「幽霊ニューヨークを歩く」のロバート・モンゴメリーを相手に主演する映画で「ステージ・ドア」「独裁大統領」のグレゴリー・ラ・カヴァが製作・監督した1941作品。脚本は「独裁大統領」と同じくユージーン・サックリーが書卸したもので、撮影は「新婚第一歩」「ホノルル航路」のジョゼフ・ヴァレンタインである。助演者は「決断の谷」のブレストン・フォスターを始め、「快傑ゾロ(1940)」のユージーン・パレット「4人の姉妹」のディック・フォーラン「旧友」のエスター・デール、「春の序曲」のウォルター・カトレットらである。

1941年製作/アメリカ
原題または英題:Unfinished Business
劇場公開日:1949年6月

ストーリー

オハイオ州のある町で声楽教師をしているナンシー・アダムスは、オペラ歌手になろうとニューヨークへ向かった。記者の中であったスチーヴ・ダンカンと彼女は恋におちたが、彼はニューヨークに着いて別れると彼女のことはきれいに忘れた。メトロポリタン・オペラ・ハウスの試験に落ちたナンシーはビリー・ロスのナイトクラブの歌手となった。そしてスチーヴが誕生日祝宴を催した時、彼女は誕生日の祝歌を歌ったが、彼は知らぬ顔をした。兄スチーヴに対する気持ちが変わるかもしれないと、ナンシーは承諾した。翌日トミーはナンシーと結婚したことを待僕エルマーに教えられて驚いたが、悔む気持ちはなかった。トミーは花嫁を親類一同に紹介したが、愛のない結婚生活は耐えがたく、やがてナンシーは家出した。幻滅したトミーは軍隊に入ったが、腸暇のとき伯母マチルダと共にオペラ現物に行くと、ナンシーがコーラスの中で歌っていた。トミーは彼女を送ってそのアパートへ行くと、ナンシーは自分にはまだ半分し残した仕事があると告白した。それは彼女とスチーヴの間の気持ちのことだった。スチーヴも放ってはおけず、ナンシーを訪ねたが、彼の誠意のなさに憤ったトミーは兄を張り倒した。ナンシーも初めてだれを本当に愛すべきかを悟った。彼女がトミーにあなたは近いうちに父親になるのよと打ち明けると、トミーも妙なはずみで結婚したナンシーに、あらためて愛を感じ、ここにトミー・ダンカン夫婦は新しい結婚生活にスタートしたのであった。

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