夜は夜もすがら
劇場公開日:1956年7月7日
解説
「ホワイト・クリスマス」のロバート・エメット・ドーランが製作。戦前映画化のときは、「海は桃色」の題で封切られた。コール・ポーターが作曲したものを今度はサミー・カーンとジェームズ・ヴァン・ヒューゼンの新曲を加え、ミュージカル場面の振り付けはニック・キャッスル、アーニー・フラットで、ローラン・プティが1役買っている。監督はロバート・ルイス、撮影はジョン・F・ウォレン。主演は「喝采」のビング・クロスビー、「ショウほど素敵な商売はない」のドナルド・オコナー、同じくミッチー・ゲイナー、フランスの名バレリーナ、「アンデルセン物語」のジャンメイルなど。新曲新作、Ye Gotta Give the people HokeA Second Hand Turben and a crystall ballYou Can Bounce Right Back原作よりコール・ポーター作詞作曲I Get a Kick Out of YouYou're The TopAll Thru the NightIt's De-LovelyBlow Gebriel BlowAnything Goes
1956年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Anything Goes
配給:パラマウント映画
劇場公開日:1956年7月7日
ストーリー
ブロードウェイで3年打つづけた「リズムとブルース」が終り、祝のパーティを開く。スターのビル・ベンスン(ビング・クロスビー)はヨーロッパに出かけることになる。テレビ・スターのテッド・アダムス(ドナルド・オコナー)がやってくる。2人はコミック・スケッチを踊り、ヨーロッパで会おうと約束してわかれる。ビルはロンドンに行きショウを見物し、スターのパッチー・ブレイア(ミッチー・ゲイナー)がAnything Goesをおどるのをみて、パッチーを次ぎのショウの相手役に決める。彼女はパリでビルとおちあってアメリカへ帰ることになる。その頃テッドはギャビー・デュヴァル(ジャンメイル)と知り合い次のショウの相手役に決める。ビルはパッチーと契約したので、テッドにギャビーを解約させようとする。ところが、ふとした機会からビルはギャビーをテッドはパッチーにほれてしまう。いよいよアメリカに帰る日が来る。パッチーの父スティーヴは船に乗り込んでいた税務署の役人につかまり10万ドルの脱税を認めさせる。船がニューヨークへ着く前夜、父から事情を打ち明けられたパッチーはテッドに迷惑をかけたくないと、接吻を交わしたのは冗談だと云う。ビルとテッドは何とか彼女の心をとり戻そうと船長に頼んでパーティを開かせ、危機を抜け4人揃ってショウに出演する。そのショウは「あなたが1ばん素敵」というミュージカルを2年もヒットさせる。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロバート・ルイス
- 脚色
- シドニー・シェルダン
- 脚本改訂
- ハワード・リンゼイ
- 原作戯曲
- ガイ・ボルトン
- P・G・ウォードハウス
- 製作
- ロバート・エメット・ドーラン
- 撮影
- ジョン・F・ウォレン
- 美術
- ハル・ペレイラ
- J・マクミラン・ジョンソン
- 作詞
- コール・ポーター
- サミー・カーン
- ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン
- 作曲
- コール・ポーター
- サミー・カーン
- ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン
- 編曲
- ジョセフ・J・リリー
- ヴァン・クリーヴ
- 指揮
- ジョセフ・J・リリー
- 振り付け
- ニック・キャッスル