四人の恐迫者
劇場公開日:1960年11月1日
解説
ロスアンゼルスが舞台の犯罪映画。アルフレッド・ブレナーとシドニー・ミカエルズの脚本を「どてっ腹に穴をあけろ」のフィル・カールソンが監督した。撮影はハロルド・E・ウェルマン、音楽はチャールズ・ウォルコット・「バファロー大隊」のジェフリー・ハンターのほか、パット・クローリー、デニス・ホッパーらが出演。製作はキャスリン・ヒアフォード
1960年製作/アメリカ
原題または英題:Key Witness
配給:映配
劇場公開日:1960年11月1日
ストーリー
ロサンゼルスの東部、フレッド・モロー(ジェフリー・ハンター)は電話をかけている時に殺人事件を目撃した。附近の愚連隊のリーダー通称カウ・ボーイ(デニス・ホッパー)は、衆人注視のもとにエミリオを刺殺したのだ。モローは警察に急報し、虫の息のエミリオから犯人の名前を聞き出した。報復を恐れる目撃者達は、警官ハレーや、捜査第1課のトーノ刑事に何も語らなかった。が、モローは警察本部に同行し地方検事補に紹介され、協力を誓った。カウ・ボーイは情婦のルビー(スーザン・ハリスン)や手下のマジシャン・マグルズ、黒人アップルを集めた。一味は相談の結果、ハーレーの警察手帳を奪い目撃者モローの住所姓名を知った。さっそく一味はあらゆる手段を用いてモロー一家を恐迫し、妻のアン(パット・クローリー)や2人の子供グロリアとフィルをおびえさせた。カウ・ボーイは警察に逮捕されたが、残ったルビーはフィルの誘拐を企んだ。計画は失敗し、フィルは軽傷を負った。アップルは自分たちの行為を反省し、ルビーに意見したが彼女はきかなかった。法廷でモローの証言が行われた。ルビーはアンを恐迫したため、カウ・ボーイは証拠不十分で釈放された。夫妻が帰宅するとアップルが待っていた。彼は自分の非を認め、トーノ刑事にすべてを語るといった。そこへカウ・ボーイ一味がやって来て乱闘となった。急を聞いたトーノ刑事がかけつけ、カウ・ボーイ一味は逮捕された。モローとアップルは証人台に立った。モロー一家に平和な日々がもどった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フィル・カールソン
- 脚本
- アルフレッド・ブレナー
- シドニー・ミカエルズ
- 製作
- キャスリン・ヒアフォード
- 撮影
- ハロルド・E・ウェルマン
- 美術
- ジョージ・W・デイヴィス
- マルコム・ブラウン
- 音楽
- チャールズ・ウォルコット
- 編集
- フェリス・ウェブスター