妖婦か処女か

解説

マーゲリット・ストース女史原作の社会劇で、新進の監督マーセル・ド・サノ氏の処女作である。(因みにサノ氏はルーマニアの美術家の息子で大戦開始当時パリの大学に学んでいた。戦始まるや彼は飛行隊を志願して活躍した。そして戦が終わってから米国に来た人である。ハーバート・ブラーシュ氏やレックス・イングラム氏の助手として働いた後ユ社に招かれて監督となった) 帰り咲きのカーメル・マイアース嬢の第3回作品で、相手はペル・トレントン氏とアーヴィング・カミングス氏とである。ニュース誌は「クライマックスは力弱いし題材は虫の食った程古いものだし、とにかく生暖かい作品である。」と評している。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:Beautifully Trimmed

ストーリー

社交界の花形ノーリン・ロウトンの父親が死んでから、彼女は良心の囁きには耳をも貸さず、放埒な美術家ガブリエル・ボンジ伯爵と心を通わせ、良からぬことのみ企んでいた。彼らの犠牲となったクリストファー・ギボンスの偉大な愛に彼女の中に眠っていた貴き良心は初めて目覚め、進むべき誠の途を知ったのである。

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