誘拐犯を逃がすな
劇場公開日:1963年7月11日
解説
ホイット・マスターソンの小説「悪魔は来たり、悪魔は去る」を、TVのロッド・サーリングが脚色し、新人バズ・クリークが脚色したサスペンス・ドラマ。撮影は「恐怖の振子」のフロイド・クロスビー、音楽は「ハスラー」のケニョン・ホプキンス。出演者は「ステート・フェア(1962)」のパット・ブーン、「気球船探険」のバーバラ・イーデン、スティーヴ・フォレスト、ジャック・クラグマンなど。製作はモーリー・デクスター。
1963年製作/アメリカ
原題または英題:The Yellow Canary
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1963年7月11日
ストーリー
ハリウッド、現代。人気歌手アンディ・パクストン(パット・ブーン)には、美しい妻リサ(バーバラ・イーデン)と生後11ヵ月のボビーがあった。彼はいつも身を守るために執事ベイクと元警察官だったハブ・ワイリー(スティーヴ・フォレスト)を連れていた。ある夜、アンディが邸へ帰ると、坊やのボビーが何者かに誘拐され、乳母が殺されていた。やがて犯人は手紙で身代金20万ドルを要求し、金の用意ができたら海岸へ持ってくるように指示したが、犯人は現れなかった。アンディが帰宅すると、執事ベイクが金を横領したかどで逮捕されていた。が、彼は誘拐事件に関係なく、すぐ釈放された。用心棒ハブは身代金を買うラマシーという男を知っているといい酒場でラマシーの女に白状させた。やがてアンディがラマシーの家へ行くと、彼はすでに何者かに殺されていた。翌日、アンディの隠し電話がかかり、邸の南側の塀から手紙を投げ込んでいった。アンディとリサが駆けつけると、執事ベイクの死体があった。翌日、ハブが邸に帰っていた。いまや犯人と思っているアンディは、ハブの乗り回した自動車の距離計を調べて、長距離を走ったことを知った。またハブの靴の中から海岸の砂を発見した。その夜、アンディはリサを連れて海辺の酒場へ行った。リサが車の中で待っていると、アンディが2階の裏窓から酒場に忍び込んだ。案の定、坊やが隠されていた。アンディは坊やを救い出してリサに渡すと、酒場に入っていった。リサがいた。そしてアンディにつかみかかろうとして射殺された。そこへリサの知らせにより、パトカーが駆けつけてきた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バズ・キューリック
- 脚色
- ロッド・サーリング
- 原作
- ホイット・マスターソン
- 製作
- モーリー・デクスター
- 撮影
- フロイド・クロスビー
- 音楽
- ケニヨン・ホプキンス
- 編集
- Jodie Copelan
- 助監督
- Clarence Eurist