野郎!拳銃で来い
劇場公開日:1960年5月17日
解説
西部劇「砂塵」の3度目の映画化。2度目の監督ジョージ・マーシャルが再び演出を担当。マックス・ブランドの小説からエドモンド・H・ノースとダニエル・D・ビューチャンプが脚本を書いた。撮影はジョージ・ロビンソン、音楽はジョセフ・ガーシェンソン。出演は「抜き射ち2挺拳銃」のオーディ・マーフィ、「40人の女盗賊」のマリ・ブランチャードのほか、トーマス・ミッチェル、ウォーレス・フォードら。製作スタンリー・ルービン。
1955年製作/アメリカ
原題または英題:Destry
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1960年5月17日
ストーリー
1880年、西部の町レストルフは、酒場を経営する悪党デッカー(リール・ベトガー)によって支配されていた。デッカーは情婦ブランディ(エドガー・ブランチャー)と共謀して、スキナーの牧場を奪い、これを検挙した保安官ベイリーを手下に射殺させた。デッカーの息のかかっている町長セラーズは後任にアル中のバーナビイを任命した。彼はかつて名保安官デストリーの助手をしたことがあり、今度はデストリーの息子トムを自分の助手に傭った。トムは拳銃こそ持たぬが、町のトラブルを手際よく片づけた。ある日、トムはデッカーの手下カーリーと酒場で射撃の競争をした。その後で、トムはカーリーが壁に打ち込んだ弾丸を持って帰った。彼は心臓病で死んだといわれているベリーがデッカー一味に射殺されたとにらんでいた。医師カーチスがベリーの死体から摘出し、隠していた弾丸とカーリーの射った弾丸とが同種類のものとわかった。カーチスは町長セラーズの命令でにせの死亡書を書いたと白状した。トムはカーリーを留置した。そこにブランディから呼び出しがあり、トムは彼女を訪ねた。その留守中、デッカー一味はカーリーを救いだし、バーナビイを射殺した。トムは父愛用の拳銃を持って、デッカーと対決した。酒場で射ち合いが展開した。トムをかばったブランディはデッカーの弾丸に倒れた。が、その時デッカーもまたトムに殺られた。トムはかねてから愛しあっていたスキナーの姪マーサとめでたく結ばれた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョージ・マーシャル
- 脚本
- エドモンド・H・ノース
- ダニエル・D・ボーチャンプ
- 原作
- フェリックス・ジャクソン
- 製作
- スタンリー・ルービン
- 撮影
- ジョージ・ロビンソン
- 美術
- アレクサンダー・ゴリッツェン
- アルフレッド・スイーニー
- 音楽
- ジョセフ・ガーシェンソン
- 編集
- テッド・J・ケント