モデルの悩み

解説

嫉妬に狂う身勝手な元夫の影におびえる元モデルの恐怖を描いたスリラー。トーマス・H・インス作品。監督は「恋の手紙」のロイ・ウィリアム・ニール。出演はドロシー・ダルトン、ウィリアム・コンクリン、サーストン・ホール。

1917年製作/50分/アメリカ
原題または英題:The Price Mark

ストーリー

美術家フィールディング・ポウエルとダニエル・メルフィ博士はエジプトを訪れた。ポウエルは原住民の娘を弄んだため娘の父は彼を殺そうとしたが、メルフィの救けによってポウエルはエジプトを去った。その後ポウエルはポーラという美しいモデルと共同生活を営む。彼の旅行中ポーラはメルフィ博士に逢い恋を感じたが、彼から結婚を申し込まれた時身分が違うからと断った。ポウエルは帰宅後男の手袋を発見し、すでにポーラに厭きていたため、これを口実に家を去れと命じる。ポーラは優しき博士の許に走った。ポウエルはその後始めてポーラの夫はメルフィなるを知り未練があるために再び彼女に近づくのでポーラは安き日とてもなかった。一夜娘の恨みを晴らそうと機会を窺っていたエジプト人の下僕がポウエルを殺してしまったため恐ろしいところをポーラは逃れた。

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