全員射殺

劇場公開日:

解説

1920年にデトロイトに暗躍した秘密結社マフィアを描いたギャング映画。「死刑囚2455号」のジャック・デ・ウィットのオリジナル・ストーリーを自身が脚色し、フランク・マクドナルドが監督した。撮影はエリス・W・カーター、音楽をポール・ダンラップが担当。出演は「影なき恐怖」のバリー・サリヴァン、「殴り込み海兵隊」のロバート・ブレークとエレイン・エドワーズ、ほかにマルク・キャベル、ジョディ・ローレンスなど。製作リンズレイ・パーソンズ。

1959年製作/85分/アメリカ
原題または英題:The Purple Gang
配給:松竹=松竹セレクト
劇場公開日:1959年12月29日

ストーリー

アメリカで禁酒法がしかれた1920年のデトロイトの貧民街--。ここにウィリアム(ロバート・ブレーク)を首領とする不良少年のグループがあり、大人のギャングと共謀して悪事を働いていた。ビル刑事(バリー・サリヴァン)は、ひそかにギャング団の行動を調査していた。これを知った一味はビルの妻グラディス(エレイン・エドワーズ)を脅迫して、ビルの捜査を中止させようとした。これが原因で妊娠中の彼女は狂死した。ビルは激怒し、市警察もギャング団一掃に立ち上がった。ギャング団は秘密結社マフィアと共同戦線を張った。縄張り争いは激化し、裏切者は容赦なく殺された。捜査陣の追求が激しくなり、ウィリアムはマフィアの本拠に身を隠した。この情報を得たビルは、本拠のアパートを包囲した。ギャングたちは自動小銃を乱射して応戦した。追いつめられたウィリアムは、卑怯にも命が惜しくなり逃げようとした。が、ビルに捕まった。恐怖にゆがむウィリアムの顔面に、愛妻を失った怒りを込めたビルの鉄拳が振り下ろされた。--ある日、ウィリアムは突然狂ったように絶叫して床に倒れた。あわれなギャングのはかない最後だった。

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