「ルビッチならどうする?」桃色の店(街角) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ルビッチならどうする?
わが敬愛する名匠ビリー・ワイルダーの師匠にあたるエルンスト・ルビッチ監督の作品の中でも「極楽特急」と並んで最も好きな作品です。雑貨屋の店員が長年文通している名も知らない相手は、同じ雑貨屋のライバル女性店員だった・・・"ソフィスティケイテッド(洗練された)・コメディ''という言葉は最近あまり使われませんが、その第一人者であるルビッチ監督のユーモアや優しさが全編にあふれており、まるでフランク・キャプラ監督作品を観てるみたいな気分にさせられます。後年トム・ハンクス&メグ・ライアン主演でリメイクされましたが、この作品には遠く及ばぬ出来でした。
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