冒険嬢さん

解説

英国生まれの女優ペギー・ハイランド嬢がスターとして紹介される最初の映画である。老船長に扮しているジョージ・ハーナンデス氏は、故マートル・ゴンザレス嬢の相手役とし洒脱な芸を見せた人、そして当時の監督リン・F・レイノルズ氏がこの映画を監督している。ハイランド嬢の示す数々の冒険は、嬢をして連続劇の主役たらしめたい程である。とニュース誌は言っている。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:Miss Adventure

ストーリー

ベイシル・キャヴァノウはスクーナー型の帆船でサンフランシスコに行く途中 、水夫の暴動に逢って重傷を受け、死ぬ間際に幼児ジェーンを船室ボーイのディッキー・ハミルトンに托しジェーンをサンフランシスコのある銀行家に届けて賞品をもらえと言い遺した。帆船は航海の途中密輸入者ボッグ・ニコルスと物品を交換した。この時ジェーンの隠してあった樽はニコルスの手に渡った。そしてニコルスは上陸する時捕縛されたが、ジェーンは情ある船長バースに養われる身となる。14年は過ぎる。ジェーンは老船長の掌中の珠、彼の甥のアルバートは、ジェーンが船長の遺産を相続しそうなので、彼女を亡きものとしようとし、脱獄したニコルスを手先に使ったが、ニコルスは海に溺れて死し、孤島に漂着したジェーンは、今は実業家として羽振りの良い、昔の船室のボーイなるハミルトンに助けられる。アルバートがジェーンと結婚して、その財産を得ようとした悪企みは、再びハミルトンに沮まれて、ジェーンは昔の遊び友達ハミルトンと結婚する。

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