法螺吹き靴屋大当たり

解説

シーザー・ダン氏作の戯曲に基いて、アール・スネル氏がジョゼフ・エフ・ポーランド氏監修の下にそのれを映画用に書き改めると共に併せて撮影台本を作り「大学生活」と同じくウェズリー・ラッグルズ氏が監督したもの。主役は「大学生活」「新大学生活」等出演のジョージ・ルイス氏と「支那の鸚鵡」等出演のマリアン・ニクソン嬢とで、エディ・フィリップス氏、チャーチル・ロス氏、バー・マッキントッシュ氏、オットー・ホフマン氏、ヘイドン・スティーヴンソン氏などがそれを助演している。

1928年製作/アメリカ
原題または英題:The Fourflusher

ストーリー

靴屋の売子アンディは支配人のロバートと衝突して、何をくそこのんな吝嗇な所にとその店を飛出した。アンディが止めるなら乃公も止めると行を共にしたのが朋輩のジェリーで、それから2人して商売を始めようということになっり銀行に金の工面に行くと、折よくもアンディには未だ一面識もないがカリフォルニア州にいる伯父が一儲けしてその金を可愛いい甥のためにと信託預けにして呉れてあったので、銀行は無条件で一万ドルという大金をアンディに貸してくれた。そこでアンディは店を開き商売を始める。知合いになった美しい乙女ジューンが、実はロバートの恋人とは露知らず、二千ドルも出して婚約の指環を彼女に買ってやる。が、人生そうトントン拍子には行かない。途中が逢った紳士を伯父とは知らず、アンディが伯父に対して働いた重々の失礼から伯父は怒って信託を取消す。銀行からは信用出来ぬと云って来る。債権者は怱ち殺倒する。アンディのさしも栄華を誇った靴店もあわや滅落と見えた時に、計らずもジューンの奇智から打った一芝居、がそこへ今度は本当にある会社からアンディ発明のシューサポーターを買いに来るという救いの神の到来。よってアンディ怱ちにして形勢を挽回した。その上にジューンとの恋めでたく成立して、2人はナイヤガラ瀑布へと蜜月旅行に出かけたという。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く