焔の山道

解説

「北国の巨人」等と同じくロバート・ソーンビー氏の監督で、フランク・メイオ氏が主演した活劇である。ウァールド誌は立派に監督撮影された深刻な劇的物語であると評している。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:The Blazing Trail

ストーリー

背景はブルウ・リッジの深山で、ここへ健康を回復するために都の医師ブラドレー・イエーツが静養に来ていた。彼は血毒症に対する血清の発見に永く努めていたが、ほとんどその血清の発見に成功したときはなはだしく健康を害したのであった。彼はピックンスという名で樵夫を業としていた。都からカロール・ブラウンという若い女教師が来て村に学校を開いた時、ピックンスや村の若者はその学校へ出席した。都から猟に来ているルイジ・ヴァン・デューゼンという軽薄才子はカロールに近づきある日無礼を働いたところをピックンスに妨げられた。山の乙女でかねがねピックンスを慕っていたタリシーはルイズのため甘言に惑わされ恥しめに遭おうとしたが逃れてしまう。ルイズは彼女より先回りして娘も父親に娘を誘惑したのはピックンスだと告げる。怒って父親はケンタッキー山中特有の覆面騎手を集めてピックンスの小屋へ押し寄せたが、折柄カロールがルイズから受けた傷から血毒症を起こしたのをピックンスは自ら発見した血清を注射して治療していた。ピックンスが覆面騎手に捕らえられた時、タリシーがきて真犯人はルイズであることを証言する。ルイズは村の子供チップマンクに傷を負わせられる。ピックンスは傷の癒えたカロールと共に、血清によって世界の人に幸福を齎すべく山を降りた。

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