ブロンディ子守の巻

劇場公開日:

解説

監督のフランク・ストレイヤーはコロンビアの幾多のブロンディ・シリーズを手がけている監督で、ストーリィは「失恋4人男」のリチャード・フラーノイ。「ブロンディ」映画を数多く手担当したロバート・チャピン、カレン・デ・ウォルフ、リチャード・フローノイによって書かれ、「凸凹スパイ騒動」「姉妹と水兵」のグラディス・レーマンが脚色に当たっている。ブロンディ・シリーズの名コンビ、ペニー・シングルトン、アーサー・レイク、5歳のラリー・シムズが主演し、「出獄」のジョナサン・ヘールが助演。

1939年製作/67分/アメリカ
原題または英題:Blondie Brings Up Baby
配給:セントラル
劇場公開日:1950年3月7日

ストーリー

ダッグウッドはディザースの主宰する建築会社につとめているが、時々ヘマをやり、そのたびにディザースを怒らせる。ダッグウッドは会社がカートライドの為に建てているアパートを変更する必要が生じたため、カートライドの承認を求めるため交渉に行くが、美事拒絶されてしまう。そして遂にディザースから首にされる。ベイビイ・ダムプリングは天才として学校に通う事になるが、2日目、愛犬のデイズイを連れて登校すると、帰り道にデイズイは市の捕犬人につかまって、市の富豪メイスンの娘、小児麻痺で歩けないメランダに払い下げになる。ベイビイ・ダムプリングはデイズイが見えないので、夜も寝られない程心配して自ら探しに出かけるが、ブロンディとダッグウッドは犬がゆうかいされたと信じて警察に訴え出る。ベイビイ・ダムプリングは遂にデイズイがメランダと遊んでるのを発見、看護婦の居ないすきに手押車をおして彼女を連れ出してしまう。愛娘がいなくなったので青くなったメイスンは早速警察にかけつけて訴えるが、傍に居たダッグウッドは犬と少年が居たということを聞いて、デイズイに違いないとメイスン邸に駈けつけるが、逆にゆうかい犯人に間違えられて捕われの身となり手錠をかけられて署に連行されることになる。然し警官を説得して兎に角、我が家に立ち寄って見ると、裏庭に仲良く遊んでいるデイズイ、ベイビイ・ダムプリング、メランダを発見する。時を同じくしてメイスン、ディザースも駈けつけて来て、一同が興奮している内に、メランダは初めて歩いて見せる。感激したメイスンは病弱児のためにアパートを建てることに同意するが、例のカートライドのためのアパートが此の要求にピッタリ合う。ディザースは前非を謝してダッグウッドの首切をひっこめる。

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