フロリダ万才
劇場公開日:1965年3月20日
解説
ハーベイ・ブロックとR・S・アレンのシナリオを「マードックの拳銃」のボリス・シーガルが監督した青春ドラマ。撮影は「36時間」のフィリップ・ラスロップ、音楽は「ラスベガス万才」のジョージ・ストールが担当した。バックグラウンドの合唱は「ヤング・ヤング・パレード」のザ・ジョーダネアーズ。製作は「ボーイハント(1961)」のジョー・パスターナク。出演は「キッスン・カズン」のエルヴィス・プレスリー、TV「うちのママは世界一」のシェリー・フェブレイ、「恋愛候補生」のゲイリー・クロスビー、「ハートでキッス」のジョビー・ベイカー、「浮気の計算書」のニタ・タルボット、メアリー・アン・モブリー、クリス・ノエルなど。「ガール・ハッピー」、「狼コール」など11曲をプレスリーらがうたう。
1964年製作/アメリカ
原題または英題:Girl Happy
配給:MGM
劇場公開日:1965年3月20日
ストーリー
ラスティ(エルヴィス・プレスリー)と彼のコンボはシカゴのクラブでウケていた。クラブの所有者フランクの娘バレリー(シェリー・フェブレイ)はフロリダに休暇を過ごしに行きたいといいだし、ラスティが費用向こう持ちで娘の監視役を買ってでた。ラスティは仲間のアンディ(ゲイリー・クロスビー)、ウィルバー、ドク(ジミー・ホーキンス)らと共にバレリーの仲よしディナー(メアリー・A・モブリー)、ベッティ(クリス・ノエル)らと、フロリダへ向かった。彼らは同じホテルに投宿したが、バレリーが美人なので監視はコトだぞとラスティは頭を抱えこんだ。彼は舞台に出なければならないし、ディナーとデイトをしなければならない。その上、監視の眼を光らせねばならないし毎夜フランクからの電話のときは彼女を呼ばねばならない。忙がしすぎる。ことに彼女にイタリア青年がつきまとっているのは困りもの。ところが監視に熱が入るうち、2人は愛しあうようになってしまった。ある夜父からの電話でラスティが父から雇われて監視していたことを知り激しいショックをうけた。ヤケになったバレリーはクラブでストリッパーそこのけの演技を見せ、客が興奮して大乱闘を演じ警官が出動する騒ぎとなった。しかも様子がヘンなのでフランクまでがかけつけるという矢先、バレリーら一同は留置場にぶち込まれてしまった。バレリーはすぐ父親に引きとられた。父娘は語りあった。その結果、娘とラスティが本当に愛しあっていることがフランクにわかった。フロリダの最後の夜は賑やかだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ボリス・セイガル
- 脚本
- ハーベイ・ブロック
- R・S・アレン
- 製作
- ジョー・パスターナク
- 撮影
- フィリップ・ラスロップ
- 音楽
- ジョージ・ストール
- 歌
- ザ・ジョーダネアーズ