ひばり

劇場公開日:

解説

「トップ・ハット」他多くのアステア=ロジャース映画をつくった故マーク・サンドリッチが製作監督をした1941年度作品で、「桃色の店」のサムソン・ラファエルソンが自作の小説を劇化した戯曲より、「追憶(1941)」のアラン・スコットが脚色し、「欲望の砂漠」のチャールズ・ラングが撮影に当たっている。主演は「ママの新婚旅行」のクローデット・コルベール、「大時計」のレイ・ミランド、「永遠の処女」のブライアン・エイハーンの3人で、「海賊バラクーダ」のビニー・バーンズ、「接吻売ります」のウォルター・エイベル、「五番街の出来事」のグラント・ミッチェル、モナ・バリー、アーネスト・コサート、ジェームス・レニーが助演している。

1941年製作/アメリカ
原題または英題:Skylark
配給:セントラル
劇場公開日:1950年12月21日

ストーリー

宣伝事業家のトニー・ケニヨンは妻のリディアと目出たく5度目の結婚記念日を迎えようとしている。仕事熱心のトニーはこの祝賀会は仕事の関係筋を呼んで盛大にやろうと考えるが、日頃家庭的な雰囲気の不足に淋しさをかこっていたリディアは内わのお祝いにしたいと望み、いささか気まずい雲行きになった。さて、その記念日の当夜、ケニヨン夫妻のお客に呼ばれていたトニーの顧客の家畜ビスケット成金のヴァンティン夫人のマートルの発案で、一同が郊外にドライヴに出かけるが、依然として仕事熱にうかされる夫に失望したリディアは、マートルと同行していた独身紳士のビル・ブレークと語っているうちに、次第に意見の一致を見るという成り行きになった。リディアはマートルの口車に乗って、トニーとは断然別れようとまで決心する。帰宅したトニーは、妻が家出して離婚都市リノに向かったことを知り大いに驚く。今となって、やはりリディアを深く愛していることに気ずいた彼は、共同経営者であり、親友であるジョージ・ゴーレルの助言を得て、リディアを追いかけ、ブレークを相手に三角合戦の末、ようやくリディアをとり戻すことができた。この事件でトニーはヴァンティンの仕事を失ったが、それ以上にリディアの方が大事だということを深く感じた彼にとっては、むしろ幸福であった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 アカデミー賞(1942年)

ノミネート

音響録音賞  
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