蛮勇ダイナマイト

解説

「猛犬ダイナマイト」と同じく警察犬ダイナマイトが主役を演じ、スチュアート・ペイトン氏が監督した映画である。原作と脚色とはポール・ブライアン氏の手になったもので、助演者は「猛犬ダイナマイト」と同じくエドモンド・コッブ氏で、そのほか映画界の古参者の一人フランシス・フォード氏やマージョリー・ボナー嬢などが助演している。

1928年製作/アメリカ
原題または英題:The Fourfooted Ranger

ストーリー

ブロム・ホクリーは、ケー・ピー・リー牧場主の死後、自ら支配人となりすまし、悪党一味と通じて同牧場の家畜を盗み、遂にはその牧場までも己れの手中に納めんと非望を抱いていた。ところが牧場主の遺言によってケー・ピー・リーが牧場の管理に伯母のメリーと共に来る通知があったので、ブロムは、その到着前に己れの計画を遂行すべく夫々手配中、テキサスの監視人ジャックは是れを探知し、狼犬ダイナマイトを連れて、この牧場にやってきた。これと時を同じうしてやってきたのはケー・ピー・リーであった。が、今まで男だとして人々から考えられていたケー・ピー・リーは実は花恥かしい乙女であった。ジャックは是れを隠し、自らケー・ピー・であると称し、悪党輩を向かうに廻して苦戦悪闘を続けて行った。しかも狼犬ダイナマイトの敏捷なる活躍は、ジャックの奮闘と相俟って、首尾よく悪党一味を捕縛し、リーを危難より救うことが出来た。そして牧場には再び春が訪れて来るのである。語らうは若人2人、ジャックとケー・ピー・リーとであった。

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