バタシの鬼軍曹

劇場公開日:

解説

ロバート・ホルスの原作を彼自身が脚色、「喰いついたら放すな」のジョン・ギラーミンが監督した戦争ドラマ。撮影は「若さでぶつかれ」のダグラス・スローカム、音楽しゃ「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のジョン・アディソンが担当した。出演は「大脱走」のリチャード・アッテンボロー、「ズール戦争」のジャック・ホーキンス、「北京の55日」のフローラ・ロブソン、「大脱走」のジョン・レイトンのほか、エロール・ジョンなど。製作はジョージ・H・ブラウン。

1964年製作/103分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Guns at Batasi
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1965年6月30日

ストーリー

ローダーデール軍曹(リチャード・アッテンボロー)が独立直後のアフリカの一共和国にあるバタシのイギリス駐屯部隊所属として着任した。黒人との混成部隊である。部隊長はディール大佐(ジャック・ホーキンス)。ディール大佐は首都の政変で、イギリス軍に所属する者は任務をアフリカ軍にひき渡し、各自の部署で待機せよとの命令があり、同時に黒人のエブラハム大尉に委ねた。大佐は首都から呼び出され出発した。その直後イギリス軍属のウィルクス一等兵と国際連合に勤めるカレンという男が軍曹に保護を求めてきた。また、イギリスがら実情調査が目的のワイズ女史(フローラ・ロブソン)も到着した。エブラハムの部下にボニーフェース中尉(エロール・ジョン)という気鋭の部下がいたが政変による新政権の名においてエブラハムを逮捕、反乱軍の指揮権を握ろうと考えた。それを知ったエブラハムは逃走し、軍曹に助けを求めた。軍曹と中尉の反目がはじまり、実力行使を行なう段階にまですすんだ。ディール大佐が帰って来て、新政権はイギリス政府に承認されたと伝えた。だが、軍曹の勇み足を、大佐に昇進した、ボニーフェースの要請で、軍曹はアフリカ以外の地へ転任となった。

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