バーバラ・フリッチー

解説

「ボー・ブラムメル」を書いたクライド・フィッチ氏原作になる舞台劇を、ランバート・ヒルヤー氏とアグネス・クリスティン・ジョンストン女史とが脚色し「嫉妬の創痕」「是なくの境」等と同じくランバート・ヒルヤー氏が監督したもの。主役は「女性を讃えよ」「結婚哲学」「本町通り」等出演のフローレンス・ヴィダー嬢と、「沈黙の命令」等出演のエドモンド・ロウ氏とである。「国民の創生」等と同じように南北戦争を背景にした物語である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Barbara Frietchie

ストーリー

1861年大統領リンカーン奴隷解放令は南北戦争を惹起した。南部のフレデリックタウンといいう町に住む、フリッチー大佐のいえへ北部の学校から息子アーサーは学友トランブル大尉と共に帰省していた時、戦争の報が伝えられた。トランビウルはアーサーの妹バーバラと恋仲であったが、北軍に加わるため別れを告げて去る。やがてトランブルは北軍を率いこの町を占領したが南軍は町を奪還し、傷ついた大尉はバーバラの看護を受ける身となった。4年の戦禍は恋人2人を離さなかった。やがて平和の来た日、落胆と絶望に耐えた2人は盛大な結婚の式を挙げた。批評ー南部の町における南北戦争の一挿話を描いたこの映画は高級な作品である。魅力と雰囲気に満ち感情と悲しみに富み、如何なる館においても歓迎される映画である。(ニウス誌ローレンス・リード氏)

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