ハリウッド玉手箱

劇場公開日:

解説

ウォーナー・ブラザースのスターたちが勢ぞろいして出演するミュージカルで、「化石の森」「シーホーク」の脚色者デルマー・デイヴスが脚本を書きおろし、自ら監督し、「虎鮫島脱獄」「勝鬨」のバート・グレノンが撮影したもの。楽団や歌手としてはジミー・ドーシー・バンド、カルメン・カヴアラロ・オーケストラ、エディ・キャンター、アンドリュース姉妹、ゴールデン・ゲイト・クォルテット、ソンズ・オヴ・パイオニアス、歌う牧童ロイ・ロジャース等である。

1944年製作/アメリカ
原題または英題:Hollywood Canteen
劇場公開日:1948年6月

ストーリー

ニューギニア遠征中、海兵隊の伍長スリム(ロバート・ハットン)は、映画を見てジョーン・レスリーにあこがれる。軽傷して軍曹ノーラン(デーン・クラーク)と共にカリフォルニアに帰ったスリムは、ハリウッドの軍慰問酒場でジョー・E・ブラウンやバーバラ・スタンウィックやベティー・デービスやジョン・ガーフィールドに会い、皆にジョン・レスリーに会いたいのだという、ガーフィールドは思いつきでクジを仕組み、スリムを当選させる。賞はジョーンのキスであった。その話しをきいた軍曹は慰問酒場へ出かけ居合わせた美人を口説いたが、それはジョーン・クロウフォードとアイダールビノだったのでむだだった。しかしロイ・ロジャースの歌やジミー・ドーシーやカルメン・カヴアラロの演奏を聞いた。翌晩、スリムは酒場への百万番目の訪問軍人の幸福を得、自動車一台、ホテル、好きな女と同伴を許される。彼はジョーン・レスリーを選んでウォーナー・ブラザース撮影所を一周見学する。酒場の最後の晩には、スリムは軍曹と共に、ジャック・ベニーがヨゼフ・シゲティとバイオリン二重奏するのを聞いた。スリムはジョーンと恋仲になったが、ジョーンの方は宣伝のために真似しているのだ、と誰かに聞いてスリムはがっかりして書置きをして、停車場へ向かう。ジョーンはガソリンがきれて遅れたので、書置きを見ると停車場にかけつけ、真実彼を愛しているから凱旋の日まで待っていると告げたのである。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第17回 アカデミー賞(1945年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル) レイ・ハインドーフ
音響録音賞  
主題歌賞
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