劇場公開日 1989年4月22日

「【可なり笑える、おバカお下劣エロティックコメディ。畳みかけるギャグの数の凄さやテンポの良さがマア凄い。この作品、色んな所(特に英国王室)から叱られなかったのかなあ。クスクス。】」裸の銃(ガン)を持つ男 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【可なり笑える、おバカお下劣エロティックコメディ。畳みかけるギャグの数の凄さやテンポの良さがマア凄い。この作品、色んな所(特に英国王室)から叱られなかったのかなあ。クスクス。】

2025年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

幸せ

■アメリカと敵対する国々の指導者を排除したロス市警フランク・ドレビン警部(レスリー・ニールセン)。
 帰国した彼は相棒ノードバーグ刑事(ウワワ・・、O・J・シンプソン)が銃撃され、致命的な重傷を負ったことを知らされ見舞いに行く。
 そして、捜査を始めたドレビンは財閥王ルドヴィグがたくらむ英国女王暗殺を探り当てるのだった。
 ルドヴィグの秘書ジェーン・スペンサー(プリシラ・プレスリー)と、チャッカリ良い仲になりながら、英国女王暗殺を阻止するために動くのでアール。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・冒頭の、アメリカと敵対する国々の指導者の数々のソックリさんが、マア似てること。ゴルバチョフ、フセイン、カストロ・・。よく集めたなあ。

・その後も、怒涛の勢いでおバカお下劣、エロティックシーンが続く。英国女王阻止の挨拶のマイクを付けたまま、トイレに入って小用を足す音が、会議場に流れるシーン。
 で、思ったのが、大体、この映画のタイトル(原題)が、良いのかな・・。

■英国女王観戦の、プロ野球シーンは更に凄い。

・NG集のバカバカしさ(褒めてます。)

・更にイギリスのエリザベス女王が、コレマタソックリでビックリである。

・フランク・ドレビン警部は、国家独唱から、アンパイアまで何でも代理で勤めちゃうのだが、コレマタ可笑しいシーンがテンコ盛りなのである。
 あー、可笑しい。

<そして、エンド。彼の仲間が開発した催眠装置でジェーン・スペンサーがフランク・ドレビン警部を銃で殺そうとするも、彼は愛の告白をし、ハッピーエンド・・、と思ったら財閥王ルドヴィグが‥、と思ったら彼の仲間が開発した睡眠銃で‥、と思ったら彼は墜死し、多数の車に轢かれて、薄っぺらい紙のようになってしまうエンディング。
 イヤー、見事でございます。脱帽です。面白かったなあ。>

NOBU
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