「茶番劇の王道👑」裸の銃(ガン)を持つ男 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
茶番劇の王道👑
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昨夜のフライング・ハイに続き、今夜観ました。
どちらも何の教養にもならない茶番劇です(笑)尺は80分台と、監督さんも身の丈を分かっておられます。
車も停められないダメダメおじさん刑事が主人公で、一発アウトレベルの失敗を連発して「よくクビにならないなー」なんて思いながら観ていました。
OJ・シンプソンは、画面に登場する度にひどい目に遭います(笑)
ベタネタからトリッキーなネタから下ネタまで、幅広いジョークを連発しますが、エンドクレジット内の“どうしようもない情報(竜巻が来たら地下の南西の角に避難しろなど)”を日本人がどのくらい知っているかが、かなり気になります。恐らく殆どの人は、私と同様に気づきもしないでしょう。
本作の数多あるジョークの中で、一番のお気に入りはやはりオープニングクレジットの“画面中央にパトランプでいろんなところに侵入しちゃうネタ”です。あの時点で余りにもくだらなくて、一気に引き込まれます(笑)
しかしながら、60過ぎと思われる初老のおっさんと、若い女のロマンスは観ていて気持ち良いものではないので、不要だと思います。折角の珠玉のギャグの数々がくすんで見えてしまいます。
それでも観る価値は十二分にあります!是非どうぞ‼️
追記:昨夜(2025/08/03)久しぶりに観ました。
やっぱりくだらない映画ですね(笑)なんの教養にもならないし主役のおっさんは問題ばっかり起こします。そんなおっさんをクビにしない上司の無能さなど、救いがない茶番劇ですが、日々の実生活のストレスを忘れさせてくれる効能があります。
最新作を観る前に予習してはいかがでしょう☝️
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