「茶番劇の王道👑」裸の銃(ガン)を持つ男 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
茶番劇の王道👑
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昨夜のフライング・ハイに続き、今夜観ました。
どちらも何の教養にもならない茶番劇です(笑)尺は80分台と、監督さんも身の丈を分かっておられます。
車を停められないダメダメおじさん刑事が主人公で、一発アウトレベルの失敗を連発して「よくクビにならないなー」なんて思いながら観ていました。OJ・シンプソンが画面に登場する度にひどい目に遭います。
ベタネタからトリッキーなネタから下ネタまで、幅広いジョークを連発しますが、エンドクレジット内の“どうしようもない情報(竜巻が来たら地下の南西の角に避難しろなど)”を日本人がどのくらい知っているかが、かなり気になります。恐らく殆どの人は、私と同様に気づきもしないでしょう。
本作の数多あるジョークの中で一番のお気に入りはやはりオープニングクレジットの“中央にパトランプでいろんなところに侵入しちゃうネタ”です。あの時点で余りにもくだらなくて、一気に引き込まれます(笑)
しかしながら、60過ぎと思われるおっさんと、若い女のロマンスは観ていて気持ち良いものではないので、不要だと思います。折角の珠玉のギャグの数々がくすんで見えてしまいます。
それでも観る価値は十二分にあります!是非どうぞ‼️
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