廃墟の守備隊

劇場公開日:

解説

「特ダネ女史」のバディ・アドラーが製作し、「復讐の二連銃」のアンドレ・ド・トスが監督した色彩西部活劇1952年作品。「オクラホマ無宿」のケネス・ガメットが脚本を書き、撮影のチャールズ・ロートン・ジュニア、作曲のジョージ・ダニングは「海賊船長」と同じスタッフ。主演は「ボー・ジェスト(1939)」のブロデリック・クロフォード、バーバラ・ヘイルで、「真昼の決闘」のロイド・ブリッジス、新人ジョニー・スチュワート、ミッキー・ショーネシー、ジョージ・マシューズらが助演する。

1952年製作/アメリカ
原題または英題:Last of the Comanches
劇場公開日:1953年1月14日

ストーリー

コマンチ族の襲撃で敗走した騎兵隊の生き残り、マット・トレイナー(ブロデリック・クロフォード)軍曹、スターバック(ロイド・ブリジス)、ポッター(ミッキー・ショーネシー)など5人の兵士は、マックリン砦に向かって荒野を進むうち、1台の駅馬車に出会い、その保護を引きうけることになった。駅馬車には5人の男のほかに1人の若い女ジュリア・ランニング(バーバラ・ヘイル)が乗っていたが、彼女は兄であるマックリン砦の指揮官のもとに急ぐところだった。かくて総勢11人は難儀な旅をつづけるうち、水に欠乏し、炎熱に悩まされた。一行が砂漠にさしかかった時、インディアンの少年リトル・ナイフ(ジョニー・スチュワート)が現われ、彼らにスペイン教会の廃墟にある古井戸の場所を教えてくれた。だがここは、凶悪なコマンチ族も狙っており、大挙して一行を包囲した。リトル・ナイフはマックリン砦に急をしらせにとび出した。和平交渉も決裂し、夜陰に乗じてコマンチ族の襲撃がはじまり、翌朝になってもまだやまなかった。一行はマットやジュリアを含めて5人になってしまい、今はこれまでと全滅を覚悟したが、その時リトル・ナイフの連絡により救援の騎兵隊が到着し、コマンチ族は滅ぼされた。

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