南京豆小僧

解説

ハリー・O・ホイト氏が特に書き下ろした物語をホイト氏がヴイン・ムーア氏と共同で脚色し、「誉れの警官鬼神退治」と同じくウィリアム・ジエームズ・クラフト氏が監督したもので、主役は「陽気なパリっ子」「奔流天に騰る」等出演のバッシー・ルス・ミラー嬢と「頓珍漢武者振るう」「怪物団若返る」等出演のグレン・トライオン氏で、「愉快な嘘つき」出演のチャールズ・ジエラード氏を始めジョージ・フォーセット氏、シドニー、ブレー氏、モンテ・コリンズ氏等が助演している。

1927年製作/アメリカ
原題または英題:Painting the Town

ストーリー

楽天家の快男児ヘクラー・ウイツトモアは自分こそ自動車王フォードと発明王エデイソンとを合わせた位才能のある人間だと信じていたが、ふと知り合った女優バッシー・ドヴオーのことを忘れかね、自分が発明した。「ヘクターの不思議な自動車」に乗り込んでニューヨークへ赴いた。ヘクターは1時間150マイル位の速力で走っていても僅か34間の距離内で停止する特殊の装置を発明して彼の自動車にそれを応用していた。女優パッシーの後援者で腹黒いレイモンド・タイソンはヘクターをうまく手の中に丸め込んでその停止装置をした自動車を消防署へ一手に売り込んで大儲けをしようと企んだが見事に失敗したので、今度はヘクター自信が消防署へ売り込むのを妨害し、晴れの試験の当日にヘクターに失敗させてしまった。しかしヘクターの楽天的な洒脱な行為は、人々に大いに行為を抱かせた。そしてパッシーも彼に心を惹かれその失敗を気の毒におもったが、図らずもタイソンの奸策をしったので、彼女独特の手腕で消防署長をヘクターに自動車に乗せ、首尾よく停止装置の効力を発揮して見せた。かくてヘクターの発明は消防署に買い取られたので狂気したヘクターはパッシーと相抱いた。

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