南海ピンク作戦
劇場公開日:1961年7月7日
解説
第二次大戦中のアメリカ海兵隊員の生活を喜劇的に描いたロマンチック・コメディ。ウィリアム・ランキンの舞台劇をエドウィン・ブラムが脚色し、監督に当たったのはアーサー・ルービン。撮影にはテッド・マッコードが当たり、音楽はデビッド・バトルフ。出演するのは「エルマー・ガントリー 魅せられた男」のバート・ランカスター、TV映画『ライフルマン』のチャック・コナーズの他バージニア・メイヨ、アーサー・シールズ、バリー・ケリー、ポール・バーク、ビオラ・ボン、ウィリアム・オーリアリーなど。製作はサム・ビスコフ。
1955年製作/アメリカ
原題または英題:South See Woman
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1961年7月7日
ストーリー
海兵隊の曹長ジム・オーハン(バート・ランカスター)は、脱走・窃盗、器物破損の罪で、サンディエゴの海兵隊基地で軍事裁判にかけられた。彼は証言を拒否し、有罪か無罪かの質問にも答えなかった。踊り子のジンジャー・マーティン(ヴァージニア・メイヨ)が彼のために証言台に立ち、ジムの証言拒否は友人のデイヴィッド・ホワイト(チャック・コナーズ)の名誉を守るためだといった。――ジンジャーの証言は続いた。真珠湾攻撃の2週間前、彼女は2人に上海で出会った。当時、彼女は金がなくて上海で立往生していた。デイヴィッドは彼女に求婚した。彼女が承諾すれば、妻として中国から連れ出してやるというのだ。結婚式の寸前、2人は中国人と喧嘩したため、ジンジャーを連れてモーター・ボートで脱出した。3人はフランスのビーシー政府支配下にあるナモウ島に到着した。2人はアメリカの脱走兵とみなされた。そこでジムは、ドイツ船が島にレーダー用機材を運んで来ているのを発見した。彼は自由フランス軍の援軍を頼み、ドイツ船を奪取しようとした。デイヴィッドは拒み、ジンジャーと島に残るといった。彼女はそんな彼に失望した。ジムは無理矢理にデイヴィッドを奪った船にのせ、ガダルガナルに向って出発した。途中、船は日本の駆逐艦の攻撃を受け、デイヴィッドは日本艦を撃沈して死んだ。彼の死によってジムとジンジャーは助かった。――ジンジャーの証言でジムは無罪となり、晴れて2人は結ばれた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アーサー・ルービン
- 脚本
- アール・ボールドウィン
- スタンリー・シャピロ
- 脚色
- エドウィン・ブラム
- 原作戯曲
- ウィリアム・ランキン
- 製作
- サミュエル・ビスコフ
- 撮影
- テッド・マッコード
- 美術
- エドワード・キャレア
- 音楽
- デビッド・バトルフ
- 編集
- クラレンス・コルスター
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Sgt._O'Hearnバート・ランカスター
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Ginger_Martinバージニア・メイヨ
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David_Whiteチャック・コナーズ
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Donovan._USNRアーサー・シールズ
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Col._Hickmanバリー・ケリー
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Madame_Duvalビオラ・ボン
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Marchandレオン・アスキン
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Lt._MillerRobert Sweeney Fears
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Lt._Fearsヘイドン・ローク
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Rear_Adm._Peabodyレイモンド・グリーンリーフ
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Eusign_Hoytポール・バーク
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Alphnseアンリ・レトンダル
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Mr._Smithウィリアム・オリアリー
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Mr._FitzroyJohn Alderson
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JacquesGeorges Saurel