嘆くな乙女

解説

マイラ・ケリー女史の原作をドロシー・ヨースト女史が脚色し、「侠骨カービー」等と同じくジャック・フォード氏が監督したもの。主役は「ジャッキー」「南海の恋」等出演のシャーリー・メイスン嬢で、相手には「悪魔の花園」「活路は輝く」「恩愛のむち」等出演のガストン・グラス氏が出演している。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:Little Miss Smiles

ストーリー

ニューヨークの貧民窟にアアロンスンというユダヤ人の貧しい家族が住んでいたが、そ一人娘エスターは男ばかりの兄弟の中でかいがいしく母を助けて弟たちの世話をしていた。兄のデイヴィーは悪友に誘われて不良青年の仲間に入った。母は過度の労働から失明したので、親切な青年医師ワトスンが治療に手を尽くしてくれた。デイヴィーの悪友スパイダーはエスターを手に入れようと暴力に訴えたのをワトスン医師が救ったが、デイヴィーはこれを聞いて怒りスパイダーと争って誤って彼を射った。エスターの悲しみを思ってワトスンはデイヴィーの罪を引き受けようとしたが、デイヴィーは捕らえられた。母の病癒えて眼が開こうとする時、デイヴィーのいないことは一家の嘆きであったが、スパイダーが蘇生して自白したのでデイヴィーは許され、一家には春が訪れて、エスターはワトスンと恋をささやく身となった。批評ー「ユーモレスク」に似通った筋で、人間味豊かなよい物語。スターの演技も同情を起こさせる。(ワールド誌メリー・ケリー女史)

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