流れ者の復讐
劇場公開日:1959年3月26日
解説
19世紀の中ごろ、ゴールド・ラッシュのカリフォルニアを舞台に、駅馬車を襲う強盗と、早射ちを得意とする賭博師、それに1人の女をめぐるドラマを展開する西部劇。ジェームズ・エドワード・グラントのシナリオによって、監督するのは「最後の駅馬車」のジョー・ケイン。撮影を担当するのはジョン・マックバーニー。音楽をネイサン・スコットがうけもっている。出演するのはフォレスト・タッカー、ジム・デヴィス、アディー・マーラ、エステリータ・ロドリゲス、ピーター・マイルス、ビル・ウィリアムズ、チャールズ・ケンパー、フィス・ウィリアムズ等。黒白・スタンダードサイズ。1950年作品。
1950年製作/アメリカ
原題または英題:California Passage
配給:NCC
劇場公開日:1959年3月26日
ストーリー
若くて美しいベス(アディー・マーラ)は弟のトミー(ピーター・マイルス)と馬車でカリフォルニアへ向かう途中、道に迷いインディアンに襲われたが、賭博師のマイク(フォレスト・タッカー)に救われた。ベスにはボブという兄がコース・ゴールドにいたが、ボブはマイクとの争いで殺された。これを知ったベスは、マイクに救われた恩も忘れて彼に復讐しようとした。マイクはコース・ゴールドで相棒のリンク(ジム・デイヴィス)と酒場を経営していた。その利益を1週間毎に賭で勝った者が取ることにして、マイクが21週間続けて勝っていた。金に困ったリンクは駅馬車強盗をした。ボブもこの一味に加わっていた。ベスに想いを寄せるリンクは、ボブ殺しの犯人がマイクであるように仕組んだ。ボブはマイクを後から狙ったが、逆に彼に射殺された。ある日、マイクはベスと仲直りして一緒に食事に出かけようとした時、リンクが来て飾りピンをくれた。それは以前に駅馬車を襲われた時にリンクが盗んだものだった。マイクが強盗と思いこんだベスとトミーは保安官に密告した。マイクは一時町を去らねばならなくなった。傷心のベスはリンクと結婚しようとした。が、トミーが彼の鞄の中から大金を発見した。悪事を知られたリンクは、ベスとトミーを殺そうとした。遠くから銃声を聞き駆けつけたマイクは、得意の早射ちでリンクを倒した。ベスとマイクは新しい生活をするためにカルフォルニアに向かった。非表 M1950 O1959
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョセフ・ケイン
- 脚本
- ジェームズ・エドワード・グラント
- 撮影
- ジョン・マックバーニー
- 美術
- フランク・アリゴ
- 音楽
- ネイザン・スコット
- 編集
- アーサー・ロバーツ