トランザム7000のレビュー・感想・評価
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バート・レイノルズ主演のカーアクション。 追いかけるアホ警官が面白...
バート・レイノルズ主演のカーアクション。
追いかけるアホ警官が面白いようなウザいような。ひたすらトランザムがカッコいい。今見てもカッコいい。乗ってみたくなる。
BS-TBS吹替版鑑賞
楽しかった
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを観て視聴。
・トランザムが密輸ビールの囮になるっていう設定が面白かった。
・途中に出会う結婚式場から逃げてきた女と一緒になるっていうのが面白かった。
・結婚に至るまでの経緯がいまいちよくわからなかった。ウェディングドレスを着ているという事は式場まで承諾しての事では?と思ったけど当日初めて会ってとかだったのかな。
・トランザムのスピード感と運転が気持ち良かった。
・脇役が全員底抜けに明るいザ・アメリカ人っていう感じの人達ばかりで楽しかった。相棒のスノーマンが最初、難色を示してたのにすぐにバンディットの仕事に乗っかったあと、ラストに金をもらおうとするが新たな仕事で倍ッて流れですぐにバンディットの意見にのっかる辺り。依頼主の金持ち親子?の頭の悪そうなやり取りやバート・レイノルズに協力するトラック野郎など。
・スノーマンが馴染みのドライブインでヒッピー?にボコボコにされた後、トラックでそいつらのバイクを踏み潰していくっていうのが大胆で面白かった。
・トランザムの印象だけが警察に残っていて何故か運転手のバンディットの事を誰も把握してないのが若干よくわからなかった。当時だとわからなかったのかな。
・随所にアメリカンなジョークがあって面白かった。
・警察が敵対者として描かれているためか皮肉っている印象が強かった。
プライドの高い保安官と間抜けすぎる息子、ワゴンの風俗?を利用する警察署長や
トランザムに翻弄されまくるパトカーとか。当時の警察の権力が強すぎているという感じだったのかなぁと思った。
・ビールが密輸対象だった時があったんだっていうのに驚いた。
人生観が変わるとかそういうものではない
確かによくよく考えるとストーリーもキャラクターもそれほど印象に残るというわけではないが、自分はこの映画を一生忘れないと思う。
最初から最後まで爽やかな風が心に吹き抜けるような作品。
単純でおおらかで派手なアメリカを楽しめる
総合75点 ( ストーリー:60点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
初めてこの作品を観たのは小学校の頃だったろうか。テンガロンハットをかぶって胸元をはだけたシャツを着た男臭い色気のあるバート・レイノルズ演じるバンディットが、V8・7000ccエンジン搭載の黒い車体に金色の火の鳥が描かれたポンティアック・ファイアーバード・トランザムを駆る。カントリー音楽が流れて南部の高速道路を疾走する姿がなんともアメリカ的。警察に追われ白煙を上げてスピンターンをしながら州を越えて走るトランザムがとにかくかっこよかった。いかにもアメリカという大らかさと派手さが気に入った。
内容は派手な緩いお馬鹿映画であり、とても高尚なものとは言えない。スタントマン出身のハル・ニーダム監督が、彼の得意分野を生かして車を走らせ追跡しぶつける場面を撮影する。ただそれだけな低能で単純明快なものでくだらないのだが、車はかなり速度が出ているようで迫力もある。それでいてしつこく追跡してくるテキサスの保安官親子がとても緩くて面白い。本来ならばたいした作品だとは思わないところだが、バート・レイノルズとトランザムのせいか、保安官が面白いせいか、私の趣味に合った。個人的にハル・ニーダムとバート・レイノルズを認識した最初の作品でもある。
近所にたまたまトランザムを持っている家があり、ボンネットの上に金色の火の鳥がいるそれがまたかっこよかった。残念ながら未だに運転したこともないままに現在トランザムは生産中止となり、ポンティアックブランド自体も廃止になってしまったので、姉妹者のカマロが復活したけれど今後もトランザムが復活することは恐らくない。しかし今でもトランザムは憧れの車の1つであり、それはこの映画の影響が大きい。
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