珍妙ライオン狩

解説

「天空騒動」に続くダグラス・マックリーン氏主演喜劇で、ロザリー・マルホール女史が特にマックリーン氏の為に原作を執筆し「天空騒動」と同じくジョセフ・フランクリン・ポーランド氏が脚色し、ウィリアム・ボーディン氏が監督した。マックリーン氏の対手役はフランセス・ホワード嬢の姉妹コンスタンス・ハワード嬢と「突実花婿」等出演のウォルター・ハイアース氏で、シリル・チャドウィック氏、ウェード・ボトラー氏等が助演している。

1926年製作/アメリカ
原題または英題:Hold That Lion

ストーリー

せっかち屋のダニエル・ヘースティングスはニューヨークの摩天数で出逢った美しいブロンド美人マージョリー・ブランドに首ったけになった。彼女が父親と共に世界漫遊に赴くとしるや否やダニエルは親友のディック・ワーレンと共にマージョリーの跡を追った。そしてやっとのことで東アフリカで彼女に追い付いた。ホテルの舞踏会で彼女がダニエルにダンスすることを承知した時彼は有頂天になってしまった。所が彼のタキシードのズボンが破けているのでディックがそれを洋服屋に直させに持って行く。が何時迄待ってもディックは帰って来ない。彼女がダンスに行こうと誘いに来る。困ったダニエルは隣室のスコットランド人のスカートを拝借に及んで踊った。その翌日彼女の父が猫狩りに行くというのでダニエルも仲間に入り第一番に生け捕って見せると豪語した。所が猫というのは狩猟者仲間のライオンの隠語と後で知ったダニエルは青くなったが約束した以上やむなく出かけた。そして珍妙な冒険を重ねて彼は怪我の巧妙でマージョリーの危難を救いライオンを生け捕った。

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