大爆発

劇場公開日:

解説

ラディスラス・フォドールのオリジナル・ストーリーをブライアン・クレメンスが脚色、「野生のエルザ」のジェームズ・ヒルが監督したアクション。撮影はハインツ・ペールケ、音楽は「トリプルクロス」のジョルジュ・ガルバランツが担当。出演は「パリは燃えているか」のロバート・スタック、「ベネチタ事件」のエルケ・ソマー、「戦艦バウンティ」のナンシー・クワン、クリスチャン・マルカンほか。エグゼクティヴ・プロデューサーはナット・ワックスバーガー。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:The Corrupt Ones
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1967年7月1日

ストーリー

中国の労働者キャンプの模様をカメラにおさめていたフリーの写真家クリフ・ウィルダー(ロバート・スタック)は、突然現れた男ダニーによって、国際的犯罪都市マカオへ連れて来られた。だがダニーは何者かに狙われ始めると、彼はクリフをとあるバーに呼び、小さな包みを渡し、ファンのカフェへ来てくれと言って姿を消した。そのカフェへやって来たクリフは、ストリッパーから10番倉庫にダニーがいることを聞き、駆けつけたが、得体の知れない中国人たちの襲撃を受けかろうじて逃れた。しかしダニーは彼らに捕らえられ、メダルのありかを白状せよと拷問を受け、ついに絶命した。ホテルに戻ったクリフは警察署長ピントの尋問を受け、ダニーの死を知らされた。彼の死を確かめるため死体置場へ行ったクリフは、そこにダニーの妻と称する美しい女リリー(エルケ・ソマー)を発見した。署長が中座したすきに彼女はダニーが秘密の財宝を探し出すため単身中国へ潜入したのだと告げクリフに分け前を要求してきた。思わぬリリーの言葉にクリフはメダルにその秘密をかぎつけ、すきをみてそのメダルをダニーの棺桶の中へ投げ込んだ。彼もまた一攫千金を夢み始めたのだった。そのあと警察本部へ行ったクリフは、あの竜のメダルこそ遠い昔から埋蔵されているという財宝のありかを知る鍵だと署長のピントから聞かされた。敵は想像以上大勢いるらしく、油断はならなかった。中国女ティナ(ナンシー・クワン)、水上賭博場を経営するブランドン(クリスチャン・マルカン)も敵の1人であった。だがついにクリフはメダルの中にある竜の目を写真の引き伸し機にかけ、財宝の隠し場所を発見した。そしてクリフはリリーとピントと組んで宝を探しあてたが、ティナやブランドンも黙ってはいなかった。3者入りみだれての争奪戦で事態は緊迫した。だが突如地軸をゆるがす大爆発が起こったのだ。クリフやリリーの一攫千金の夢はここにあっけなく崩壊したのだった。

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