ダイナマイト夫婦

劇場公開日:

解説

ベティ・マクドナルド作「卵と私」中の人物ケトル夫婦を主人公にしたシリーズの第1篇。パーシー・キルブライドとマージョリイ・メイン、リチャード・ロングらが「卵と私」と同じ役で出演する。レオナアド・ゴールドスタインの製作により、ハーバート・マアゴリス、ルー・モーハイム、アル・ルイスの協力脚本を「バクダッド」のチャールズ・ラモントが監督した1949年作品。撮影は「荒原の女」のモーリー・ガーツマン、音楽は「バクダッド」のミルトン・シュウォーツウォルドが担当し、上述以外の主な出演者は「泣き笑い人生」のメグ・ランーオル、「私はあなたのもの」のパトリシア・アルフィンら。

1949年製作/アメリカ
原題または英題:Ma and Pa Kettle
配給:セントラル
劇場公開日:1951年2月23日

ストーリー

ケトル家は、はき溜めのようなあばら家なので町の鼻つまみであったが、折しも主人パア(パーシー・キルブライド)がタバコ会社に投票した標語が入選して、同家は新築の住宅を貰うことになった。ケトル家の長男トム(リチャード・ロング)は大学を卒業して家へ帰る車中、若い雑誌記者キム・パーカー(メグ・ランドール)と知合ったが、彼女はケトル家の新居を記事にしに来たのであった。さて超近代的な新居で一家総勢一七名はさまざまなしくじりを繰り返すが、かねてパアを心よからず思っていたバーディ・ヒックス夫人(E・デール)が、パアの標語はヒョウセツだとふれまわったので一家は家を追出されることになった。明け渡し時間は迫り、マア(マージョリー・メイン)は子供達を指揮して家に立てこもった。パアだけは新居が気に入らず旧宅に戻っていたが、そこでダイナマイトの爆発が起こりあばら家は吹き飛んでしまった。キム達の努力で標語はパアの独創だと判明した時、死んだと思ったパアがインディアンの一隊を引き連れマアの応援に馳せ付けて来た。トムとキムの結婚式の日、パアが飲料会社へ投書した標語が入選して、ニューヨーク旅行へ招待する電報が届いた。

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