大事な時

解説

エリノア・グリンの原作をモント・M・カッタージョンが脚色し、サム・ウッドが監督した人情劇で、グロリア・スワンソンが1本立のスターとして第1回作品である。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:The Great Moment

ストーリー

エドワード・ペルハム卿の妻ナダはロシアのジプシーであった。そして彼女の娘ナディーンは母の荒々しい気性を受けついでいた。彼女は外界との交渉なしに育てられ、父は彼女を彼女が愛していない従兄に嫁わせようとした。ナディーは父とネヴァダを旅行中毒蛇に咬まれたのを鉱山の技師ベイアード・デラヴェルに救けられる。彼女が嬉しさの余り彼の頚に取りすがった時、彼女の父はこれを発見し、2人を無理に結婚させた。翌日ナディーンが自分を愛していないと信じたデラヴェルは離婚の手続を始める。ナディーンはワシントンの父の元へ帰り、ホッパーという富豪と婚約することになるが、その披露の席上ナディーンはデラヴェルと再会し、真に愛し合っていると意識した2人は再び結ばれることになった。

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