大空港のレビュー・感想・評価
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「エアポート」シリーズ第一作‼️
70年代ハリウッドで流行したパニック映画ブームを代表する傑作ですね‼️猛吹雪の空港を離陸した大型旅客機。実は爆弾男が乗り込んでいた・・・‼️空港総支配人、その恋人の接客係、保安主任、旅客機の機長、スチュワーデス、タダ乗り常習の老婦人、そして爆弾男と、様々な登場人物のドラマが空港と旅客機内で同時進行で描かれ、パニックのみならず優れた人間ドラマでもあります‼️ただ男女関係の人生模様よりも、メインの爆弾サスペンスの方が圧倒的に面白く、スチュワーデスに扮するジャクリーン・ビセットの活躍と魅力にはため息が出てしょうがない‼️
大は要らない
2021年12月5日
映画 #大空港 (1970年)鑑賞
パニック映画ですけど登場人物それぞれにドラマがあり、人間模様としてもしっかりとした作品で、それを2時間でまとめてあり、よくできてました
ただ、皆さん中年盛りなので金妻のようでもありますが
無賃搭乗なんて今なら絶対できないだろうな、あんな手口
航空パニック映画の先駆け
飛行機事故の映画と云えば、1964年のラルフ・ネルソンの「不時着」しか知らないで観たので、この娯楽作品の作りに満足しました。ハリウッド映画大作に相応しいキャスティングが溜まらない。初見は中学生でしたが、ジャクリーン・ビセットの美しさに見惚れていたら、犯人の妻役のモーリン・ステイプルトンの演技にくぎ付けになり、作品よりこのステイプルトンが忘れられなくなる。舞台が本流の映画はゲスト出演が多く、後に「インテリア」で或る程度満足したが、もっともっと彼女の演技が観たかった。
パニック映画ではございません。
「Airport」シリーズできちんとした映画はやはりこれだけですね。ジャクリーン・ビセットが若くて綺麗でこんな人がスチュワーデス(おっと、いまはCAと言うんでした)している飛行機であれば爆弾犯が乗っていようと乗ってみたい。大女優ヘレン・ヘイズが食えないババア役をやっていて流石に達者だし、モーリーン・ステープルトンの哀切な演技も相変わらず上手い。なお、後続の「Airport」シリーズはパニック映画ですけれども、これは大雪に見舞われた空港と爆弾犯を乗せた飛行機とを舞台にしたグランドホテル形式の人間ドラマなのでお間違いなく。
面白い映画を観れた最高の幸福感を味わえます
これは面白い!
猛吹雪で滑走路閉鎖、さらに飛行中の国際便で爆弾事件発生
もちろんダイハード2の元ネタ的作品です
最初の方こそちょっとダルいですが、後半の手に汗握る盛り上がり方と緊張感は半端ありません
パニック映画のジャンルができるわ、続編がいくつも出来るはずです
空港に行くとテンションがなんとなく上がりますよね
冒頭、真っ暗な中構内アナウンスが響いて画面が徐々に明るくなり、2階通路から混雑する1階ロビーを俯瞰するシーンが見事にその雰囲気を伝えてきます
そしてラストシーンは一転晴天のまぶしいような朝で終わります
グランドホテル形式の物語の全てが綺麗に畳まれた見事なラストシーンのカタルシスは素晴らしすぎるほど
こってりとした分厚いステーキを食べたかのような満足感、満腹感
面白い映画を観れた最高の幸福感です
ダイハード2が超絶好きな私はどんなパニックが空港を襲って来るのかワ...
ダイハード2が超絶好きな私はどんなパニックが空港を襲って来るのかワクワクしながら鑑賞開始。
しかし出てくるのは離婚寸前夫婦に不倫妊娠と痴話ばかり。あかん、おもんない。唯一少々笑えたのは密航婆さん。
ようやく大事件勃発!えっ?いや、それちょっとしょぼくない?
後はエンディングへ一直線。正直、あまりドキドキ感はなかった。主役級の二人の顔もよく似てて区別つかん。結局、密航婆さんの一人勝ちだった(笑)
航空界事情
空港で働く様々な業種の人々とその家族、個性豊かな利用客達、滑走路周辺地区の騒音問題等、航空業界を多方面から描いた作品。すごく現実味がありました。管制官がレーダー圏外へ出て行く飛行機長へ送る、締めの言葉が必ず"good luck"で、その時コックピット内が一瞬寂しくなる感じが印象的でした。
機長Vernonの浮気相手のスチュワーデス、ピル中断を隠していたのだから確信犯ですな…。Vernonも義兄でもある空港長に悪態つく様子からして、このカップルにはどうも共感しませんでした。Vernonの妻が夫を案じて空港に駆けつけても見向きもされず佇む姿には(T_T)…修羅場の予感??
爆撃犯の妻が泣きながらオロオロと乗客達に謝る姿が不憫でした。保険金遺すどころか、多額の賠償金の可能性?、消せない不名誉と罪悪感を遺すことになってしまいましたね…。
無賃乗客常連のお婆ちゃん、他人事なら単に面白いけど…(^^;)。グリーン車から3人がかりで降ろされる常連とおぼしきお婆さんを実際見たことがあるので…その間電車は止まりますし…やっぱり困り者です。
トラブル対応の様子がとてもリアルで興味深いのですが、人間模様も細かすぎて、もっと事故対応に集中したかったです。
愛妻家でガッツのあるベテラン整備士Patroniが一番ナイスガイかな??
パニック映画。 群像劇になっており、古い作品だがこれは面白い。ちゃ...
パニック映画。
群像劇になっており、古い作品だがこれは面白い。ちゃんとしたプロットと一人一人登場人物の抱えてる問題や人柄等、丁寧に描かれている。
作品としての完成度が高い。
おばあちゃんがツボ
群像パニック映画の元祖!
大吹雪で機能が麻痺した空港。その混乱の最中、不審な男が旅客機に搭乗したとの情報が…。
「ポセイドン・アドベンチャー」「タワーリング・インフェルノ」「大地震」など1970年代にブームになったパニック映画の火付け役。
1970年度アカデミー賞9部門ノミネート、タダ乗り常習犯のお茶目な老婦人を演じたヘレン・ヘイズが助演女優賞受賞。
バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット、ジョージ・ケネディら当時の人気スターが揃う。
パニック映画と言うと大掛かりなパニック・シーンが売りの見世物的な作品が多い。
が、本作は人間ドラマがメイン。空港責任者、関係者、パイロット、スチュワーデス、乗客、それぞれの背景が交錯するグランドホテル方式。その後のパニック映画のスタイルを確立させた。矢口史靖監督の「ハッピーフライト」も本作が原点である。
後半、男が爆弾を持っている事が分かり、さながら密室サスペンス。追い詰められた男は自爆し、機体に穴が開き、旅客機内は大混乱。緊急着陸を要請するが、滑走路には雪が積もり、空港側は対応に追われ…。ハラハラドキドキの展開はパニック映画の醍醐味たっぷり。
オールスターキャスト、スケール、面白さ…どれを取っても贅沢な、これぞエンターテイメントの見本!
やっぱり70年代のパニック映画は好きだなぁ。
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