探偵合戦

解説

「一対二」「ビック・ゲーム」のジェームズ・グリースンと「有頂天時代」「靴を脱いだ女」のヘレン・ブロデリックが主演する映画で、スチュアート・パーマー作の探偵小説に基づき「乙女よ嘆くな」「森の勇者」のドロシー・ヨーストがトーマス・レノン、エドモンド・ノースおよびジェームス・ゴウと協力して脚本を書き、「森の勇者」と同じくエドワード・キリーとウィリアム・ハミルトンが協同監督し、「大空地獄」「うるさき人々」のニコラス・ミュスラカが撮影したもの。助演者H「我家の誇り」のルイズ・レティマー、「西部戦線異状なし」のオウエン・デービス・ジュニア、「ビック・ゲーム」のジョン・アーレッジ歌手だったジョン・キャロル、「深夜の星」のレスリー・フェントン、「オペラ・ハット」のクリスチャン・ラップ、「五十六番街の家」のシーラ・テリー、「アリゾニアン」のウィリー・ベスト等の面々である。

1936年製作/アメリカ
原題または英題:Murder on a Bridle Path

ストーリー

ニューヨーク中央公園で、妙齢の美人の死体が発見される。背中に馬蹄の跡がついているために、落馬致死と鑑定されかけたが、散弾が付近に発見されて、他殺の嫌疑が濃厚となる。被害者は素性のうえでとかくの評判のあったバイオレットであったために、いろいろな容疑者が指名される。恋人エディ、義妹バーバラ、乗馬教師ラティゴ、前の夫ドン・グレッグなどが次々に調べられるが確固たる証拠は出ない。ニューヨーク警視庁の殺人犯係の探偵長パイパーは旧友の素人女探偵ヒルデガード・ウイザースと協力して調査従、事件はさっぱり分からない。そこに郊外に住むドンの父パット老人が襲撃され瀕死であるとの報が来るので、公園の事件はそのままにして、一行はロングアイランドに出張する。そこに発見された奇怪な紙片の文字によって、この襲撃事件と公園の殺人事件とに連絡のあることが分かり、バイオレットの前夫ドン・グレッグに嫌疑が集中されたが、殺人犯はパット老人を怨んでいた雇人のトマスと判明する。

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