大洋の果て

解説

ルイス・トレイシー氏原作。ゴードン・エドワーズ氏監督の人情活劇で、ウィリアム・ファーナム氏と、ルイズ・ラヴリー嬢の共演である。その他悪役のハーシェル・メイオール氏や、「サロメ(1918)」「虹の山道」等出演のジェネヴィーヴィ・ブリン嬢が出演している。「手袋」のようにファーナム氏に適合した劇筋で、演出も良く、撮影も鮮麗である」とはニュース誌の評。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:Wing of the Morning

ストーリー

シンガポール駐屯の英軍守備隊付ロバート・アントルーザー大尉は、ヴェントナー卿と隊長コスタブル大佐の妻との醜関係を止めようと努力したが、却って2人に計られて免職される。彼は名を変えてアーサー・ディーン卿の船に、船員として乗り組むこととなったが、船が恐ろしい嵐にあって難破した時、彼はディーン卿の娘アイリスを救助して、2人はある孤島に漂着する。彼等は力をあわせて海賊の襲撃を却け、救の船が来るまでその島で暮らした。救の船には彼等の行衛を捜索していたディーン卿や、彼女の求婚者のヴェントナーが乗っていた。彼女がロバートとの婚約を父に話した時、ヴェントナーは怒った。コスタブル夫人はヴェントナーの恋心を憤って夫の大佐にロバートの無罪を証した。そしてついにロバートには最後の勝利が来たのである。

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