そばかす編集長

解説

「本町通り」「結婚とは」等を脚色したジュリエン・ジョセフソン氏が原作及び脚色を書き「町の英雄」等と同じくウィリアム・ボーデン氏が監督したもの。主役は「町の英雄」「ペンロッド」等出演のウィスリー・バリー氏で「結婚とは」「女は曲者」等出演のハリー・マイヤース氏が共演している。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:The Printer's Devil

ストーリー

或る小さな町の新聞社に小僧として働いていたブリックは商売不振の為に暇を出され仕方なくおばさんの経営する旅館の手伝いなどをしていたが、いつまでも心では好きな新聞社の仕事をしたいと考えていた。ちょうどその時追剥に逢って丸裸となったフレッチャーという呑気な男が旅館へ泊まりに来てブリック少年と仲良しとなった。彼は銀行かゲーツの娘ヴィヴィアンと相知って、町へ永住する気になり売り物に出た新聞社を引き受け、ブリック少年を助手として大いに馬力をかける事になった。彼とヴィヴィアンの仲を嫉妬したスベリーは、フレッチャーを追い払うため折柄町を騒がした銀行盗難事件の犯人はフレッチャーであるとした。ブリックは彼の疑いを晴らそうと必死の努力をして遂に真犯人を発見し、フレッチャーを自由の身とした。スベリーの頭にはこぶがたくさん出来る事になった。

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