僧侶の特権なしに
解説
イギリスの詩人キプリングの短篇「僧侶の特権なしに」に基づきランドルフ・ルイスが脚色し、作者キプリングの検閲を経て、セットなども氏の意見によって建てた。監督は「ペルシャの暴君」等と同じくジェームズ・ヤングで主役は「ペルシャの暴君」出演のヴァージニア・ブラウン・フェアーである。その他トーマス・ホールディング、エヴェリン・セルビー、オットー・レデラー等が主要な役を演じている。
1921年製作/アメリカ
原題または英題:Without Benefit of Clergy
ストーリー
インドにおいて、イギリス人の土木技師ジョン・ホールデンは金貸しに虐待されている憐れな原住民の母娘を救い、娘アミーラを妻とする。2人の仲にはトタと呼ぶ子供まで生まれたが、6年後、子供が病気で死にアミーラは悲しみの極気に狂わんばかりになった。ジョンは仕事の都合上アミーラを残して鉄道工事の監督に赴いたが、その留守中にアミーラはコレラで死んでしまった。ジョンは亡き妻の跡を涙のうちにに弔うのであった。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェームズ・ヤング
- 脚色
- ランドルフ・ルイス
- 原作
- ルドヤード・キプリング
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