「戦場の日常」戦場(1949) うむぼんずさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場の日常
派手さはないが地味な名作という印象。
1949年にこの映画を作ったことに驚き。
そりゃあ日本は負けるわな…。
兵士の「戦場」にいる姿を、日常生活や戦闘シーンも交えながら浮き彫りにしていく。
戦闘メインではないが、銃声や爆発音・効果などリアリティあるように感じる。
一部隊にフォーカスしているから戦争の全体像も戦術も分からないが、あくまでも「戦場」そのものの空気感を再現しようとしているように思えた。
寝床もままならなかった新入りが、戦場を経て肝っ玉が座ってくるのは成長なのか、適応なのか、鈍感になっているのか…。
3.4年に一回は観たい。
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