青春に浴して

解説

ワーナー・フェビアン氏作の小説を「ロスト・ワールド」の監督者ハリー・O・ホイト氏が脚色し、「男の誓」と同じくジョン・フランシス・ディロン氏が監督したもので、主役は「勝敗の彼方へ」「冬の胡蝶」等出演のコリーン・ムーア嬢、相手役は「シー・ホーク(1924)」「街のマドンナ」等出演のミルトン・シルス氏で、エリオット・デクスター氏、シルヴィア・ブリーマー嬢、ベン・ライオン氏マートル・ステッドマン嬢、ウォルター・マッグレイル氏等名優連発出演の賑やかなもの。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:Flaming Youth

ストーリー

パトリシア・フェントリスは純な物好きな娘で、賑やかなフェントリス家の宵々に年が若すぎるというので仲間に入れないのをくやしがった。ある宵姉さんの夜会服を借用してこっそり客間に出て人々の間に混っているうちに、生れて始めての誠の接吻を受け、ここに生の歓びを感じた。それ以来若い心の移りゆくままに、罪もない恋遊びに次から次へと新しい相手を求めたため、早くも彼女を悪し様に噂さする人もあった。彼女の母親の恋人だったケェリー・スコットがヨーロッパから帰国して彼女に結婚を申込んだが彼女は結婚はロマンスを殺してしまうから嫌だといって去った。スコットが再び渡歐した後彼女は友達のヨットに乗って漫遊に出かけた。航海中暴行されようとして投身した彼女は半死半生で救助され家に送り届けられた時、折しも帰米したスコットの正しい愛に眼醒めた。

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